07. ぷちぷちライブ

2012年6月 5日 (火)

歌会日記(11)


6月2日(土) 晴れ時々曇り 夕方ちょっと雨

当ブログ・コメント欄でお馴染み「ギターを降らせる男」の小林さんがゲストを務めるということで、またまた行ってきました『農家』の歌会。今年はもうこれで4回目。去年までは年に3回ぐらいだったので、俺にとってはホント異例のハイペースだよ。


《今回のゲスト》

1. こばちゃん(小林さん) 
  俺、例によって遅刻(汗)。最後の1曲しか聞けず。
  すみませ~ん! m(_ _)m

2. マニラ娘さん(仮名)
  なんと高校1年生(15歳)!shinehappy02

3. ダニエル・モナムールさん(芸名)
  キャッチフレーズ:「外人離れした日本人」、ウケる(笑)。


《俺の出番》

今回も何やるかすごく悩んだけど、いろいろ考えた結果、せっかく高校生もいることだし、ここは一発「若者向け?」のナンバーでってことで...

1曲はオリジナル『種を蒔く』。もう1曲は息子(7歳)が見ているTVアニメ『ダンボール戦機』のエンディングテーマで最近の俺のお気に入り『ヒミツキチ』(前川紘毅)。

が、肝心の女子高生はスマホいじりに夢中で...(苦笑)。

ま、それはさておき、

今回は緊張したな。お客が満員で出番が遅かったせいか、酒を飲まなかったせいか、他の人が皆うまかったせいか、Aけん(超身内)がいなかったせいか...

左手のフォームが微妙にずれたり、右手のミュートが上手くいかずに低音弦が妙にうるさかったり... う~ん、家ではもっと上手いんだけど(泣)。

最近は緊張したり、しなかったり。実際どういうタイミングで緊張するのかしないのか、自分でもよくわからない。これは今後の研究課題かもな。

良かった点としては、歌詞を噛まなかった。カンペは見てたけど、とりあえず間違えずに歌えたよ。

それと、今回もテーマは「やさしく、ゆるく、小さく」。無理に声を張り上げず丁寧に歌うことを心がけたけど、それは出来ていたと思う。キーもすごく下げたので喉に負担もなかった。ただ、キーが低いと、ふとした拍子に地声が入りすぎて、ところどころ嫌な太さになってしまう。でもまあ、いい加減、これが俺の声なのかもと思えてきたよ。まだまだ不安定で、調整&練習が必要だけど、とりあえずこの線で磨いていけば、本当の自分の声に出会えるような気がするよ。

そんなこんなで(歌詞の内容、ギターの下手さ、控えめで慎重な歌い方などのせいで)、今回の俺のステージは、なんかすごく初心者っぽかった。歌もギターもすごくうまい上述の女子高生なんかより、よっぽど初々しかったような(笑)。でもこういう初々しさは良い。俺は好きだな(自画自賛)。


《歌会終了後のひととき》

もう1つ嬉しかったこと。歌会が終わり、ちらほらとお客が帰り始めた頃、ある人が帰り際に俺の肩にポンと手をやり、『種を蒔く』良かったよ的な声をかけて去っていった。不意のことで、実際どういう言葉だったかは聞き逃したが、たぶん良い感じの言葉だったと思う。

それをきっかけに別のある人が「種なら俺も...」的な下ネタ発言。女将のMさんが「こら~ 女子高生もいるんだから!」...
(そういえば確かに、そういう解釈もあるよな。今まで全然気づかなかったよ。俺ってウブ~、笑)。

さらに別の人たちも「そういえば吉田拓郎にもこういう感じの歌があるよ」などと一言二言コメントをしてくれ...

この日はオリジナルをやった人が少なかったせいか、俺の歌が少しでも印象に残ってくれたこと、話題に上ってくれたことが嬉しかった。


《思ったこと》

さてさて、今回の歌会は何故か一昔前のような超満員の賑わい。ゲストの誰かが特に頑張って集客した様子はなく、新旧の常連さんや久々の人たちが自然に集まったという感じだった。旧店クローズ&再オープン後の新『農家』もようやく安泰軌道に乗ったかな?

俺も最近は「ハイペース」で通っているので、ほとんどの常連さんの顔や名前を覚えた。で、皆さんの歌やギターに目と耳を傾けていると、皆さんただ上手いだけじゃなく、一人一人本当に個性があると思った。毎回同じ曲をやる人も多く、それがその人らしさになっていたり、プレイスタイルが一貫していたり、声や見た目が独特だったり、毎回何かしら工夫や仕掛けがあったり... 

そしてそういう常連さんたちの個性の中に混じって改めて自分を見つめてみたとき...俺だって立派に個性がある、そう思えた。

たぶん俺が一番下手だったけど、そういうことはほとんど気にならず、それこそが俺の個性、これが俺の声、これが俺の歌、これが俺が好きな歌... そう胸を張れた。「個性」ってどういうことなのか、少しわかったような気がしたよ。


       《歌会日記(11)おしまい》


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2012年5月 1日 (火)

歌会日記(10)

4月28(土) 晴れ

俺、主夫のくせに、息子の小学校で「おやじの会」ってのに入ってて、この日は、その会が市内の祭に焼きそば屋を出すってんで、朝の6時半からお手伝い...

夕方、急いで家を出ようとしてたら、息子と娘が大喧嘩をおっ始めて、その仲裁に手間取り...

この日のゲスト(1番手)は大学時代の後輩Aけんのユニット「じんけん」なので遅刻するわけにはいかず、チャリンコかっ飛ばして、いつもなら片道40分かかるところを32分で到着(汗)。どうにか間に合ったけど、からだはへろへろだったよ。


さて、今回の歌会(ゲスト編)は・・・

じんけん
うむ、ロック風なオリジナルが新鮮!よかったよ。

天ちゃん(ソロ)
天ちゃんらしい昭和歌謡連発!すごくウケてたよ。

すーさん
さすが常連!各種レパートリーで余裕の盛り上がり。


で、今回はとっとと俺の番について(笑)。

最近は幼稚園関連のことで頭がいっぱいでね。あまり気合いが入らないので、なるべく準備に負担のないやつをと考えて...

さだまさしで好きなやつを簡単アレンジにして歌おうか、ムシャクシャした気持ちを尾崎豊に乗せて絶叫しようか、どうせ絶叫するなら未完のオリジナルを完成させてやっちゃおうか... などと考えは巡ったけど、結局やったのは

・『IF IT MAKES YOU HAPPY』 SHERYL CROW

・『OVER THE RAINBOW』 (アメリカのドラマ『glee』より)

どちらもごくごくシンプルなコード弾きで、しょぼ~く弾き語った。一応テーマは、「やさしく、ゆるく、ちいさく」歌うこと。声を張り上げず、裏声ぎみで音程重視。しんみり、じわ~っとした感動を狙ってみた(笑)。

自分的にはまあまあ上手くいったよ。なぜかほとんど緊張もしなかった。


今回は、すーさんのお友だちってことで、いろんな人が集まっていた。インディーズで結構活躍しているというそれっぽいお姉さんや、前にも書いた麻丘めぐみのお姉さんの「チャラ」さん。さらになんと、俺は知らなかったけど、昔、吉田拓郎のプロデュースでデビューしたという「川村ゆうこ」さんとか!

そんな満員御礼、大物揃いの中でも、俺は自分らしく、しょぼ~く弾き語ることができた。自分がやると決めたことをしっかりとやれた。まあ、なんというか、

「これでいい、これでいいのだ」

と満足できる夜だった。そして心のどこかで

「今に見てろよ...(笑)」

と根拠もなくニヤつく俺なのであった。


      《歌会日記(10)おしまい》

      (これぐらいの短さがいいね...)


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2012年3月 2日 (金)

歌会日記(9)

前回の歌会からたったの2週間。俺にしては異例のハイペース。それは今回のゲストが大学時代の後輩「Aけん」だから。ところが当日の2日前、Aけんから電話があり、「(相方の)J君が右手の指を剥離骨折...」。Aけんは「俺がひとりで弾き語るしかないかな...」などと言っていたのだが、翌日また電話があり、「の、のどが...」。なんと自分も風邪で声が出なくなってしまったようで...


2月18日(土) 晴れ

でも当日、この日は当ブログ・コメント欄でお馴染みの「天ちゃん」もゲスト・シンガーの1人。持ち前の「集客力」でたくさんのお友だちシンガーを集めていた。Aけんも歌うことは断念したものの、職場の同僚を2人も連れて登場(しかも1人は超フォーク人間、有望な常連候補?笑)。そんなこんなで店は久々に満員。ちょっと前の賑やかな歌会が戻ってきた。(Thank god!)

1番手はAけんたちのピンチヒッターに急きょ指名された「りえぞう」さんと「ダニエル」さん。ダニエルさんの反原発ソング『原発のいらない子どもたち』はよかったなあ。

2番手は俺の知らない男性。何やらニヤニヤ、何となく「ダラ~」としたオヤジ(決して悪い意味ではない!)だったが、魂のこもったビートルズ等を熱唱し店を沸かせた。

3番手(トリ)は「天ちゃん&りえぞう」さん。天ちゃんはここのところ体調があまり良くなく、話をしていても弱気発言が多いのだが(笑)、やはりお客が満員だとヤル気倍増。絶好調時の90%ぐらいまでは回復かな?


さて、歌会「お客さん編」。俺は司会進行役の天ちゃんにお願いして、なるべく出番を遅らせてもらった。なぜなら待っている人が2人もいたから。1人は当ブログ・コメント欄でお馴染みの「小林さん」。前述のように小林さんからはミニギターを買ってもらっており、この日はいよいよそのギターのお披露目。仕事で遅れるという小林さんの到着を待ってから歌いたかった。

そしてもう1人は...

小林さん同様、このブログを通して最近知り合った「竜くん」。竜くんの場合はコメント欄より先にメールが来た。
趣旨は↓こんな感じ。

詩唄いを目指して早20年...
こんなブログ無いかな~と思っていたら有りました。
来年はデビューしたいと思っている者です。
構想は20年以上前から、行動は去年から...
目標は某テレビ番組の紅白...
私195●年生まれの若造です。
このブログはさださんの『空缶と白鷺』からたどり着きました。

正直、はじめは「とぼけたオヤジが舞い込んできたな~」なんて思ったのだが、その後何度かメールをやり取りしているうちに分かったことは、この人は以前、『たけしの誰でもピカソ』というテレビ番組に何度も出場していたアマチュア芸術家だということ。意外とすごい人だった!(驚)

【↓check it out!】
http://talent.yahoo.co.jp/pf/detail/pp392369

【↓竜くんのコメント欄登場はコチラ】
ギター降臨、そして...

ま、「類は友を呼ぶ」と言うし、このブログがこういう変な人を呼び寄せたってことは、俺的にも何かすごくいい兆候なのではないかと...(笑)。それにしても、さだまさしファンで、構想20年で、「デビュー」を目指してるって、ホント俺そっくりだよな(苦笑)。

で、この「竜くん」を歌会に誘ってみたら「仕事(焼き芋屋!)が終わったら駆けつけるんで待っててね」とのことだったので、俺は会ったこともないこの人をそわそわしながら待っていたわけ。せっかくなら俺の歌も聞いてもらいたかったし。

そうこうしているうちに小林さんは登場。でも竜くんはなかなか来ず。歌会「お客さん編」はどんどん進んでゆく... 仕方がないので歌うことにした。

今回用意していたのはオリジナル2曲。『種を蒔く』と『第4コーナー』。今回は後輩のAけんと「対決」するつもりだったので(笑)、Aけんにはまだ聞かせていないオリジナルで勝負しようと。Aけんのオリジナルは聞けなくなってしまったけど、竜くんが来るのなら、やはり自己紹介がてら、オリジナルで自分をさらけ出そうと...

『種を蒔く』
ぶっぶー。だめ~downbearing。なんか調子が出なかった。前日までの練習で、キーとか、声の出し方とか、上手いとか下手とか、そういうことで悩んでいたら(後述)、本番でも迷いが出てしまって、マイクと口の距離とか、ギターの音量とか、すごく気になってしまって... 全然歌に集中できなかった。大事なところで歌詞噛むし、立っている足はやっぱり浮つくし... おい、もう何回ここで歌ってんだ? この期に及んでまだ緊張するとは、情けないを通り越して、ちょっと怒りがこみ上げて来たよ... う~ん、おかしいなあ。家ではなかなか気持ちよく自分に酔えるんだけど...weep

『第4コーナー』
歌前のMCで思わず、「なんか緊張しますぅ... 皆さん緊張ってしないんですかぁ?」と弱音を吐くと、会場からは「するよ」「するする」と励ましの声が。おお、ありがとう! 気を取り直して元気に歌い始めた。でもまあ、やっぱり出来はイマイチ...

で、1番を歌い終わるあたりで... カランコロ~ン♪ と店の扉が開いた。竜くんだ! 竜くんも俺に気がついた。お互いメールで顔写真を見せ合っていたからだ。それにしてもどういうタイミングで登場してんだよ(笑)。俺は会釈と愛想笑いだけでは気が済まず、ギターを弾いたまましゃべり出した(前に GO君がやってたように)。

「え~っとですね、あちらに只今到着しましたのが、たけしの誰でもピカソでお馴染みの?万能文化芸術家?北本竜一さんで~す♪...」 みたいな。

俺、リズム感とかあんまり良くないんで、ギター弾きながらしゃべるとか上手く出来ないんだけど、とりあえず強引にねじ伏せ、歌詞の2番に繋いで続きを歌った。でもまあ、やっぱ心の動揺は隠せず、サビは歌詞が順不同になるし、もう頭も演奏もぐちゃぐちゃだったよ。


でも竜くんが来てくれたので気分は良かった。演奏を終えて改めて皆さんに竜くんを紹介し、竜くんも軽く自己紹介をした。

「...10年ほど前に家業の水道工事会社が潰れまして、会社にあった廃材を使って、それこそ夢遊病者のようにいろいろと作りはじめ... そのときタイミングよく『誰でもピカソ』から声がかかって... 最初に作ったのが...」(以下、多少下ネタなので省略、笑)

俺は席に戻り、改めて初対面のごあいさつ。でもメールでかなりやり取りしていたし、『誰でもピカソ』出場時の映像も送ってもらって見ていたので、動く竜くん、しゃべる竜くんを見ても、初めて会うような気はしなかった。竜くんも俺のブログをけっこう読んでくれたようだし、お互い「あれ?こんな人のはずじゃぁ...」ってところは全然なく(たぶん)、とてもスムーズに打ち解け合えた。


歌会「お客さん編」はつづく。小林さんが「浜田麻里」と「AKB」をやったり(チャレンジャ~!笑)、松山千春のそっくりさん(超うまっ!)がいたり...


竜くんの番が回ってきた。何かやってくださいという皆の声に、「いやいや、今日はまだ、準備ができてませんので...」。竜くんはギターを練習中らしいのだが、ギターに関してはかなりシャイで慎重派... そんなところも俺と似ている(苦笑)。

嫌がる人を強引にやらせる俺ではないし、店ではないが、俺が「じゃあ、トークだけでもお願いします(笑)」と振ってみたら、いそいそとステージに向かう竜くん(笑)。さすがアートバトル・チャンピオン!


以下、竜くんのトークから抜粋&編集。

「若い頃、さだまさしさんの『転宅』という歌を聞きまして、人生の理不尽というか、不可抗力というか、そういうのを感じて...」

「今まで10数年、いろんなものを作ってきましたけど、なんせ置く場所がない... ギター1本で表現できる芸術っていいよなって、ま、そういう不順な動機でもあるんです」

「私の最終目標はストリートなんです。紅白も出るでしょうし、武道館でもやるでしょうけど、私が本当にやりたいのは、ストリート、ストリートなんです...」

「今の子どもや若者たちを見てて、ちょっとかわいそうだなと... 学校や社会は、ああしろこうしろって言いますけど... 本当はもっと自由でいい... ただ褒めてやればいい... そういうことを伝えたいなと...」

「60のオッサンが若者つかまえて説教しても誰も聞かないし、下手したら連れて行かれちゃいますけど(笑)、でもギター持って何か歌ってたら、面白がって聞く人もいるんじゃないかと...」


ま、こんな感じ。そのあと女将のMさんが「せっかくだからカラオケでも」と勧めると、「それじゃあ...」と言って、さだまさしの『寒北斗』を歌った。渋い選曲(笑)。誰も知らなさそうだったけど、俺はよく知ってるよ。scissors

その後も竜くんは俺相手にいろいろと語ってくれた。「コピーをやる意義について」、「言霊について」、「生まれ変わりについて」...


  えーっと、またちょっと長くなってますが...(汗)
  もうちょっと、もうちょっとだけ書かせてね。m(_ _)m


ま、そんなこんなで俺はエキサイティングな時を過ごし、歌会「お客さん編」もそろそろ終わろうかという頃...

カランコロ~ン♪

ひとりの青年がギターケースを担いで店に入ってきた。見慣れぬ顔。この店に似つかわしくない若さ(笑)。でっかいガタイに不釣合いな色白の童顔が印象的だ。聞けば雑誌だかネットだかで「農家の歌会」のことを知ってやってきたらしい。今日は珍客万来だな。最近ギター始めたのかな? なんか初々しいなあ... 若いっていいなあ... (なんて思っていたのだが...)

で、歌会「お客さん編」のラストバッターとして、この青年(HDI君)がステージに立った(座った)。夜も更け、お客さんもだいぶ帰ってしまっていたが、残ったオジサマたち(含む俺)は、子どもを見守るような温かい眼差しで彼の第一声を待った。そして...

ボブ・マーリーみたいになりたいよ~♪

・・・ でもなれないよ~♪ (だったかな?)

とにかく、なかなか良かった。度肝を抜くとまでは行かないけど、歌詞が1フレーズ1フレーズ、心に飛び込んでくる。曲は単純なスリーコードで、言葉数も少ない。でも何故かひきつけられ、最後まで聞いてしまう。う~ん、やるなあ...

2曲目。今度は、「だれか一緒にやってくれませんか?簡単な曲なんで」と言って天ちゃんを引っ張り出したした(笑)。はじめての場所で、すごい度胸...。どんな曲だったか、ちゃんとは覚えてないが、スリーコードに乗せながら

愛してる~♪ 愛してる~♪

と連呼・絶叫。う~ん、やるなあ...。聞けば小学校だか中学校だかからギターを始め、人前で歌うようになってもう何年も経つとか。ちょっと前までは、国立にある老舗ライブハウス『地球屋』にレギュラー出演していたらしい。道理で... 参りました。m(_ _)m

ちなみに『地球屋』には俺も昔、パンクバンドのベースとして1回だけ出たことがあるよ(自慢?)。
check it out! → 『SALMON


で、HDI君がステージを終えて席に戻ってくると、竜くんが「あの出だしあたりの歌詞の、『○○○』は『△△△』のほうがいいんじゃない?」と、いきなり食って掛かった(汗)。さすがアートバトル元チャンピオン(笑)。俺が「いや、あそこは『○○○』でいいんじゃないっすか」と反論すると、「ぬぁにを~!喧嘩すっか?(笑)」と... 一言の歌詞について、こういう議論ができることがとても嬉しかった。


歌会「お客さん編」(1巡目)が終わり、ステージではオジサマたちが2順目の演奏をマッタリと楽しんでいる。そのうち俺にもお声が掛かった。俺は先ほどの不甲斐なさもあり、若者のHDI君に刺激を受けたこともあり、よっしゃ! と。

大往生 (key:D)
思い切ってできた。ほとんど緊張せずに。ヤケクソというか、開き直りというか。HDI君に向かって、竜くんに向かって、どうだ!(いや、どうです?)という気持ちで。何というか、はじめて「攻め」の気持ちで歌ったのかもしれない...

席へ戻ると竜くんが good 「よかったですよ。歌詞だけ読んだ時は『う~ん(イマイチ)』って感じでしたけど...」。竜くんは「歌が人に伝わるかどうかって、バイクのエンジンをかける時の、ギアが噛むかどうか...」みたいな表現をしていた。


さらに夜が更け、お客さんはどんどんいなくなってゆく。竜くんも「春になったらまた会いましょう。温かくなったら焼き芋屋は終わりですから」と、再会を約して帰っていった。


店には最後の5、6人。俺はHDI君とトーク。あれこれインタビューした(最近の俺はけっこう積極的)。「普段どんな音楽聞いてんの?」「目標は?(プロとか目指してんの?)」など。ついでに俺の最近の悩みについても相談してみた。歌い方とか、声の出し方とか、要するに「自分の声」って一体何なんだ?みたいな。

するとHDI君、「それ、ちょっと前の俺ですよ。そのうち抜け出せますよ」と。こんなことも言っていた。ギターにしろ歌にしろ、上手くなろうとすると(テクニックを追い求めると)結局誰かに似てきてしまう... そういうのはやめた。今は楽しさに主眼をおいて、なるべく「抜いて」歌うことを意識している...みたいな。

やっぱそうなのか。こういう人(生まれながらに迷いなくその道を歩んでいる人)でも、やっぱそういうところを抜けてきてるんだな。そう思うと、何か俺も同類のような気がして嬉しかった。っていうか、こういうアーティスト談義みないなことが出来たことが、すごく嬉しかった。ま、今回は一方的に教えを乞うただけだったけどね。


ふ~っ... 今回の歌会も濃かったなあ。最近の歌会は出会いがいっぱいで、考えることもいっぱいで、毎回お腹一杯。ブログもつい長くなってしまう (うぅ...グッタリ、苦笑)。

でもこれからもきっと、もっともっといろいろな人に出会っていくだろう。こういうことにも少しはタフになっていかなくては...


       《歌会日記(9)おしまい》


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2012年2月 6日 (月)

歌会日記(8)

2月4日(土) 晴れ

俺の唯一のマイミク(笑)GO NAKAGAWA君が歌会にゲスト出演するということで、行ってきました、立川のフォーク酒場農家。交通費を節約するためチャリで片道40分。なかなかいい運動です。ちょっと遅刻して店に到着すると、GO君の一曲目の途中でした(汗)。

GO君は狭い店内でもスタンディングにノーマイク。まさに路上そのままに(笑)、でかい声を店中に響かせていました。

2番手ゲストは俺と同年代の男性で、チェッカーズや長渕、山崎まさよしなど、かなり俺と好みがダブっていて良かったです。この年代がフォーク酒場に増えてくると、俺としては楽しさ倍増ですなぁ。

3番手は常連の「すーさん」。といっても俺は今まで遠くから見ているだけで、あまり良くは知らなかったのですが、今回は店がすいていたこともあり、ちょっとだけお近づきになれました。歌、超うまいです。クラシック歌手のような太い声で演歌やロックのオリジナルを歌っていました。

で、その「すーさん」のステージに1曲だけ友情出演したのが「チャラさん」という年配の(失礼!)女性。なんと「麻丘めぐみ」のお姉さんだとか!? ご自身も昔は歌手デビューしていて(あまり売れなかったみたいだけど)、今もシンガーソングライターとして地道に活動しているということです。この日は「すーさん」のギターで『生きる』というオリジナル曲を披露。さすがに貫禄。ステージ後の談笑タイムで俺もちょっとおしゃべりさせてもらいました。ただの素人歌合戦の集まりなのに、なんかラッキー♪ (*^-゚)v

で、このチャラさんとGO君とは10年来の知り合いらしく... インディーズとはいえ、長く音楽活動をしていると、いろんな人と知り合えるんだなあ。俺もがんばろっと。

ちなみに今月25日、このチャラさん(芸名:島田明美さん、ん?どっちが芸名だ?)が「農家」でライブやるそうです。興味のある方は是非♪ (↓「農家」2月のライブスケジュール)
http://nouka2003.web.infoseek.co.jp/live/index.html


で、3組のゲストステージが終わり、歌会「お客さん編」。この日はお客が少なく、何故か俺が一番手に(汗)。やったのは・・・


『チャンピオン』(アリス)

去年の暮れに初ゲストを務めたとき、天ちゃんと小林さんと俺で一緒にやろうということで練習していた曲です。そのときは都合でボツにしましたが、今回天ちゃんが「せっかく練習したんだからやろう」と言ってくれたので、一緒にやりました。

この歌、有名だし、よく知っていたのですが、今回カバーするにあたってよくよく歌詞を噛みしめてみると... なんか沁みるぅ...。「音楽に歳は関係ない!」というのが持論ではありますが、やはりテレビ等で若さはじけるアーティストを見ると... 今後出会っていくであろう10代、20代のキラキラshineしたインディーズ・ミュージシャンのことを思うと... やはりちょっと怖気づくわけですよ。別に俺は「チャンピオン」でも何でもないし、守るべきプライドも大してないし、むしろ永遠の挑戦者なわけですが... もしどっかの若者が「獣のように... 若い力で~♪」襲いかかってきたら... coldsweats01

で、演奏のほうは... まあまあでした。scissors


『サンキュ』(渡辺美里)

すごく好きな歌なので、やりました。「適当に」耳コピして。家で練習しているとき、ふと閃いて、ちょっと歌い方を変えてみたのですが、なんかそれがすごく良くて(後述)、本番でも気持ちよく歌えました。大好きなこの歌の良さが、少しでも伝わっていたら嬉しいです。


この日はお客が少なめで、とてもマッタリとしたアットホームな歌会でした。俺も前回のハイテンョンを忘れて(笑)、等身大の自分でラク~に歌うことができました。

最近の歌会はこんな感じの日も多いらしく、ゲストを3人制にしたこともあり、只今ゲスト・ミュージシャン大募集中だそうです。俺もまたちょっと頼まれましたが、「季節占い」のこともあり、家庭第一の主夫ということもあり、もうしばらくは「ただのお客」ということで勘弁してもらいました。(;^_^A

でもまあ、ある意味チャンスですよ、みなさん!(笑)。フォーク好きの皆さん、最近ギターを始めた皆さん、是非、「農家」の新しい常連になりましょう! まずは「ただのお客」として1~2曲。それに慣れたら25分間の「ゲスト」ステージです。下手でもいいんです。俺でもゲストやったぐらいですから(笑)。世にフォーク酒場はたくさんありますが、「農家」は今、マジ穴場です...

えー、ちょっと宣伝はいりました(苦笑)。別に頼まれたわけではありませんが... ただみんなと音楽を楽しみたいのさ!(笑)

とりあえず今日はこのへんで... ではまた。m(_ _)m


        《歌会日記(8)おしまい》 


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2011年12月21日 (水)

歌会日記(7)

というわけで、行ってきました、「農家の歌会」。今回は単なる客ではなく「ゲスト」として。つまり、他のお客さんに先んじて、ちょっと多めに演奏してきました。

一応、店のスケジュール表には名前が載ったし、俺の「ぷちデビュー計画」的に言うと、ほんの少し、レベルの高いステージに進んだ、ってことになりましょうか。5年前、弾き語りを目指し始めた時点では、きっと、これくらいのことができれば万々歳だったでしょう。

ただ、俺のイメージの中では、「その日」はババーンと劇的にやってきて、俺はライブの帰り道、電信柱の影で大粒の涙をぽろぽろと流すはずでして...(笑)。そういう意味では今回の「初ステージ」は、グランドフィナーレとまでは行かないような...

たぶん、ここまで来るのに、あまりにも時間がかかり過ぎてしまったのでしょう。欲が出てきたというのもありますが、この時点で猛烈な感慨や走馬灯を感じないのはたぶん、なるべく痛みを避け、大事に大事に事を進めてきた代償なのかもしれません。

1つの小さなサクセスストーリーを実況中継しようと思って始めたこのブログとしては、波乱万丈な途中経過と劇的で明確な幕切れがあったほうが面白いとは思うのですが、もしかしたらこの後も、今までのようにだらだらと悪戦苦闘が続き、そしてある時ふと気づいたら「あの時がデビューってことになるのかな?」なんてことになるかもしれません。ま、それならそれで...

ではとりあえず、1つの大事な通過点『歌会日記(7)』をお届けします。(長文注意!マジで長いです、苦笑)


12月10日(土) 晴れ

6月に新装開店した新『農家』は、旧『農家』の隣のビルの3階にある。店は以前より少し広くて明るい。カウンター席はなく、テーブルが両脇に2~3席ずつ。奥にはテーブルとして使っているビリヤード台が渋い。こじんまりとしたステージは入口付近に。

俺が開店の30分ぐらい前に到着すると、天ちゃんと今回の相棒「りえぞう」さん、女将のMさんが明るく迎えてくれた。「今日は宜しくお願いします」と俺。

そろそろ開店という19時前、ぱらぱらとお客さんが来店し始める。先頭を切ってやって来たのは、俺の大学時代のバンド仲間K菅君。なんと群馬から!「行けたら行く」ぐらいの返事だったのでダメだと思っていたのだが、本当に「来れたから来た」みたい。パンクなK菅君に大人の社交辞令はないようだ。

つづいて、渋滞にハマって遅くなった小林さんがお友達を連れてギリギリのご来店(汗)。さらに...(以下、順不同)

これまた大学時代のバンド仲間、以前にも1度農家に来たことがあるAけん。今回は自分も歌うため、相棒のギタリストを引き連れて登場。

最近知り合ったストリートミュージシャンのGO君。歌うことが完全に日常化しているGO君は、どこの馬の骨とも知れない俺のために、二つ返事で「行きます!」と。(笑)

高校時代からの腐れ縁、おかっぺ君。「金欠」とか言って渋っていたが、ちょっとしつこ気味に誘ったら嫌々来てくれた。さすが親友!(笑)

さらにさらに、天ちゃんDayにはいつも来てくれるグッドマンのおばちゃん(すーうぃんさん)や、俺が知らない天ちゃんのお友達が数人。

ちょっと遅れて農家の超常連、さだまさし繋がりの大先輩「あさやん」さんもご来店頂いた!

以上、心配した集客だったが、全部で15人ぐらい、満席とは行かないまでも何とか格好がつく程度に店は賑わった。来てくれた皆さん、本当に本当にありがとうございます !!! (感涙)


さあ、舞台は整った。いざ!

 セットリスト ( ← 生意気! 笑 )

 1) 焚き火
 2) 思わせぶりな神様
 3) タッチ (カバー)
 4) 大往生

ちなみに、今回のゲスト出演のきっかけにもなった「降臨ミニギター」。なんとエレキのピックアップが故障していて音が出ず、お披露目はおあずけ(Oh, my god... 残念!)。今回は小林さんの高級ギター「マーチンD45」をお借りして、アンプラグドで弾き語る。

あと、いつも思っていたのだが、どうも農家のイスの高さが俺にはしっくりこない。地に足が着かないような、ギターが体に着かないような不安定感...。そこで今回は思い切って、ストラップを付けて立ってやってみようと。そのほうがガシっと足が地につくし、体全体でノリを表現できるんじゃないかと...

オ~ケ~ィ いざ 行きま~す!


1) 『焚き火

MC:「...今日は集まって頂き、ありがとうございます。
   ... え~ 寒くなってきました。冬ですね...
   まずは自己紹介がてら、この歌を...」

明るいライトの中、少し高くなっているステージから、俺は暗い客席に向かって話しかけた。お客さんは大部分が知っている人だし、人前でだらだらとしゃべることは苦にならないので、緊張しているかどうかは演奏してみないとわからない。

演奏開始...

やはり緊張していた(苦笑)。足は浮き足立ち、弦を押さえる左手もしっくりこない。ストラップ&スタンディング作戦、そっこー失敗! 立っても座っても同じなんだな(泣)。

それでもまるきりダメだったわけではない。この曲は何回か農家でもやっているし、今回は家で10回(いや20回)ぐらいは練習してきた。歌詞もほぼ完全に暗記している(念のためカンペはセットしたけど)。心を込めて、間合いを充分とって、一語一語、緊張と戦いながら歌い進めた。

でもやっぱり、ふとした拍子に魔が差す。歌の世界から急に我に返り、意識が手元や足元に向かってしまう。そして演奏上致命的なミスタッチ(不協和音!)。何とか素知らぬふりでやり過ごし、歌の世界を取り戻す。が、2番でまた同じミス!(泣)。

聞いてるほうもハラハラしている様子。ある意味、緊張感のあるプレーに皆さんは釘付けだ(笑)。

でもまあ、どうにかこうにか演奏を終えると会場からは暖かい拍手が。子どもの発表会のような?暖かい拍手だった(苦笑)。曲がりなりにも俺のデビューステージ。アウェイでなくホームに設定しておいて良かった(笑)。

アウェイなら相当な冷笑・嘲笑とブーイング、外国なら石が飛んできてもおかしくなかっただろう...やっぱ1曲目にこの静かな曲は厳しかったかな。でもいいの!これを最初にやりたかったの!

おっけー、おっけー(笑)、つぎつぎ~っ!

次は明るい曲だ。
派手に決めるぜ!(『海賊戦隊ゴーカイジャー』より)


2) 『思わせぶりな神様

暖かい拍手のお蔭か、持ち前の鈍感さのお蔭か、1曲目の失敗を失敗とも思わず、考えておいたMCを予定通りだらだらと話す俺。

MC:「ある冴えない男がいまして...
   こんなご時世ですからね、皆さんも...
   めげずに、何度でも、チャンスを待ちましょう...」

演奏開始... 

から数秒後、誰にでも出来る小技がウケた。ピックでカポの左側を「ピキピキ~ン♪」とかき鳴らすやつ。その唐突さとショボさに皆さん思わず失笑。これはクリーン・ヒット!(笑)。

それでも緊張は完全にはなくならず、足元・手元の違和感と戦いながら歌う俺。一見ノリのいい曲なのでお客さんは手拍子をしてくれるのだが、ん? なんか段々ズレてきたよ。お客さん手拍子しにくそう(苦笑)。ままっ、おっけ、おっけ~(笑)。

かまわず笑顔で歌い進めていると何とかノリが出てきた。おっと ミスタッチ。それでも笑顔で歌い進める。2番の頭でもう1回「ピキピキ~ン♪」。よっし、ウケてるウケてる。あっ、歌詞間違えた。それでも苦笑いで歌い進める。最後にトドメの「ピキピキ~ン♪」。笑い&大きな拍手。

演奏終了。(ふ~っ)

ある程度狙っていたとはいえ、予想以上にウケたな。でも皆さん、これ、神様がドアから入ってきた音をイメージしてるんですけど、気づきました?(笑) ってか、歌のメッセージはちゃんと受け取ってもらえたかな?


3) 『タッチ』 (TVアニメ『タッチ』主題歌)

天ちゃんに出会ってから、いや、天ちゃんに「何か一緒にやろう」と誘ってもらえるようになってから、断りながらもずっとこの曲をやりたいと思っていた。天ちゃんのショボい(もとい、味わい深い)エレキサウンドで『タッチ』のイントロとソロをかましてもらいたいと。

ただのコピーではない。原曲のようなポップなイメージではなく、テンポを思いっきり落としてムード歌謡風?に歌い上げる。キーは1音下げて「Am」。その独特の響きを活かしつつ、歌は低音の魅力でゆ~ったりと。妻の長年の主張「お前は低音で勝負しろ!」を実験的に採用したアレンジだ。

アニメの『タッチ』は昔フリーターをしてた頃、毎年夏になると朝の10時ぐらいからしつこく再放送をやっていた。毎年毎年、高校野球の時期に。俺はコンビニの夜勤明けに酒を飲みながら、毎年毎年、よく見ていた。人生で一番見た再放送かも(笑)。妻とは付き合い始めていたかどうか...

MC:「この歌は僕と僕の奥さんのテーマ曲みたいなもんで...
   いまだに心はすれ違い...(いや、ぶつかり合い?)
   皆さんも大切な人とのすれ違いに思いを馳せながら...」

演奏開始。
エレキのイントロに続いて、ゆ~っくり怪しく歌いだし...

... 星屑ロンリネス (ポ~ン♪) ← 12フレット・ハーモニクス

ここ、原曲はエレキのチョーキングになっているのだが、俺はアニメの主題歌で流れてた時の「カキーン(金属バットの音)」のイメージが強いので、それを表現してみた。ただ、ハーモニクスが下手で不完全なのと、タイミングがマイペースなのとで独特の間が生まれ... 会場からはまたもや失笑(笑)。←狙い通り!

俺は何食わぬ顔でだらだらと歌い進め...たのはいいのだが、しばらく行くと歌詞を度忘れして一瞬タイミングがずれ... 失笑(←狙いではない! 汗)。つづいて2度目のハーモニクスでも小さな笑いをゲット。さらに...

歌詞はほぼ暗記していたのだが、変にカンペに目をやっていたらどこ歌ってるのか分からなくなり(汗)この際思いっきり間を空けてやれ... みたいなことをやってたら「間」以外の歌そのものまで面白いような感じになってきて、失笑はやがて爆笑へと変わり(笑)、会場からは「どう解釈したら『タッチ』がこうなるのん?(笑)」的な歓声... もう、3度目のハーモニクスの頃には...

バカウケ。
そこまで笑われると、ちょっと複雑(苦笑)。

演奏終了。
なんか店は大爆笑の大盛り上がり。

え?? いや~、どうもどうも... (;^_^A

よっしゃ、この勢いで最後の曲ぅ~。


4) 『大往生

MC:「え~、かれこれ5,6年前、弾き語りを目指して...
   この曲は最初に作ったオリジナルでして...
   最後にご陽気に、パ~っと....」

これはもう強引に、とにかく明るく、多少間違っても勢いでねじ伏せた。「低音の魅力」のテーマのもと、いつもより2音も下げて歌ったせいか、なんか喉がガラガラ言ってたけど、もうこうなったら上手いとか下手とか関係ない。お客さんは手拍子で盛り上がってくれてるし、紙ふぶき舞い散る中(イメージ)俺は眩しい顔で力の限りサビを熱唱、そして...

 ♪ だいだいだいだい(rit.)だいだいだ~いおぉ~~~

      し~ん.....(静寂)

 ♪ じょぉ~~~  ありがとぉ~、ありがとぉ~ 

 (ジャガジャガジャガジャガジャガ・・・   ジャン!)

演奏終了。
パチパチパチ.... 割れんばかりの拍手(イメージ?)。

会場からは「大型新人現る?!」「天ちゃん以来のアイドル登場?!」のような声も...(イメージ?)

とにかく、こんなにウケるなんて、こんなに喜んでもらえるなんて、まるで夢のようだった。そうだ、これは夢に違いない。そういえばステージにいる間中ずっと、なんか透明な膜のようなものが俺を包んでたぞ。笑いや拍手がなんか遠くから聞こえて... まるでベロベロに酔っ払っているときのように。そうだ、きっと俺はある意味酔っていたのだろう。だったら「幸せ」ってことだから、これで良かったんだよな...


いや~、参ったな。アレンジや「間」、小技など、狙いは上手い具合に的中したわけだけど、それ以外の要素も加わって、なんか思った以上にウケてしまった。これはいわゆる完全なビギナーズ・ラックなわけだけど、なんかちょっと勘違いしてしまいそうだ。実際、次に同じことを期待されても、たぶん同じようには盛り上がらないと思うし。単純に喜んでいいものかどうか...

ままっ、おっけー おっけー(笑)

俺のぷちデビュー 
   とりあえず 大・成・功 !!! いぇぃ (*^-゚)v


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...とまあ、ここまでだけ書くと、なんかこの日は完全に俺が主役だったような感じだが、実際は全然そんなことはなく、このあと登場した小林さん、天ちゃん&りえぞうさん、そして集まってくれたお客さんたちの演奏が進むにつれ、俺の小さな「デビュー」は等身大のイメージへとしぼんでゆく。まさに「前座」という位置づけへと...(笑)。

そう、俺は今回、「前座」としては本当にいい仕事をした。ホント、それはそう思う。会場を和ませて、次にやる方々の上手さを引き立てる... うむ、よくやったぞ、俺!(笑)

というわけで、いい感じに店が賑わってきた歌会、面白いのはまだまだこれからだった。

ゲスト2番手は「ギターを降らせる男」小林さん。やさしく甘~いガラガラ声?(笑)で、さらっとさりげなく「こうせつ」等を歌っていた。ギタープレーも歌声も安定していて、安心して聞ける。小林さんはいつも1曲か2曲、俺の知らない美しい歌で俺を感動させる。一世代上のフォークのオジサンたちが、どんな歌に感動してきたのかが偲ばれる。

ゲスト3番手(トリ)を飾るのは「天ちゃん&りえぞう」。りえぞうさんは天ちゃんやMさんのご紹介によると、なんかスゴイ人みたいだったけど、どうスゴイのかは忘れてしまった(苦笑)。誰か有名な人のバックをやっていたとかだっけ? 確かにその恰幅の良さに丸い顔、丸いメガネ、最初に俺にあいさつしてくれた時の挙動は只者ではないオーラを発していた。ギタープレイはもう、俺には判別不可能なところまで上手い。でも何より俺の目を引いたのはその体の動き。グルービー?ウェービー?ダンサブル?な身のこなし、ノリ。う~む。やった曲は、え~っと... あれ?何だっけ?シャネルズぐらいしか覚えてないや(爆)。

...というのもですね、自分の演奏直後は興奮で心ここにあらずでして...(苦笑)。さらに、しばらくしてからも自分が呼んだお客さん(AけんやGOくん、おかっぺ等)と楽しくご歓談してしまって、正直、小林さんや天ちゃんの歌はあまり聞けてなかったんです。すみません!(汗)。m(_ _)m


さてさて、3組のゲスト演奏が終わって皆で記念写真を撮ったら、次は集まってくれたお客さんたちの演奏「歌会・お客さん編」だ。

そんなわけで、あまりよ~くは聞いてなかったのだが(けっこう飲んでたし)、うっすらとした記憶を頼りにさらっとご紹介してみよう。

・小林さんのお友達「マニラ男」さん、うまい!
(実は娘さんの代打。娘さんはもっと上手いらしい!)

・天ちゃんのお友達「はせやん」さん、うまい、渋い!

・「ダニエル」さん、実はご近所さん。渋い、ナイス!

出てくる人、出てくる人、みんな上手くてね... 自分がやってる時は別に恥ずかしくなかったんだけど、だんだん恥ずかしくなってきたよ。やっぱ俺は「前座向き」?(苦笑)。

・グッドマンのおばちゃん「すーうぃん」さん
 ♪僕たち宇宙探偵団.... (だったっけ?) 面白い!

 ↑この人は俺の仲間(笑)。
 ってか、初めて会った時から、ある種の尊敬... m(_ _)m


さてさて、どんどん楽しくなってゆく今宵の歌会... 次は俺が呼んだ2組をご紹介しよう。(ちょっとひいきして多めにご紹介!)

まずは、大学のサークルの後輩「Aけん」とその相方「J君」。Aけんは大学卒業後、プロを目指してしばらく活動していたらしく、その時ユニットを組んでいたのがJ君らしい。今は2人とも「かたぎ」で妻子持ち、人前で演奏するのは10年ぶりだという。ビジュアル的には、小柄なAけんと革ジャンの大男J君は、なんか牛若丸と弁慶のようでナイス(笑)。Aけんはギターを持たずボーカルに専念するので「B'z」スタイルだとも言える?

『MORE THAN WORDS』 (EXTREME)
大学の頃に超流行ってたアメリカの曲。全米№1にも輝いたことがある。俺もコピーに挑戦したことがある懐かしいアコギ・バラードだ。Aけんはこれを完璧に歌いこなした(歌詞は度忘れしてたが)。ハイトーンの洋楽をここまで上手く歌うアマチュアは初めて見た。確かにAけんは大学時代から歌が上手くて皆に褒められていたが、その頃は俺も上手いと思っていたので... けど、怪しい音程が悩みの種になってる今の俺としては「Aけん、歌うまっ!」と言わざるを得ない。でも不思議と嫉妬心はなく、他のお客さんに対して「ね、上手いでしょ」と自慢したい気分だった。親心というか先輩心というか、自分が連れてきた人が活躍するのを見るのは嬉しい。

次にやったのは『風』というオリジナル。タイトルこそフォーキーだが、なんのなんの、思いっきりノリノリの16ビート。まさに B'z だ。路地裏のフォーク酒場に突如として一陣の「突風」が舞った。風って、確かにそういう風もあるよな(笑)。いや~、やられたよ。パチパチパチ(拍手)。


そして... 次に登場したのが最近知り合ったばかりのストリート・ミュージシャン GO NAKAGAWA 君。5月、歌会に行く途中の立川の路上で立ち話をし、その後運命的な偶然(後述?)で関係がつづき、今回の歌会参加に繋がった。ちなみに俺、GO君と繋がるためだけに mixi 始めました(笑)。もっともこのブログの更新であっぷあっぷなぐらいだから mixi はまったく放っときっぱなし。マイミクも GO君 1人です(笑)。

その mixi 経由で毎日 GO君の日記やらつぶやきが送られてくる。それによると、この人、サラリーマンなのに毎日路上やってる。土日は遠征とか言って地方巡業!一人で勝手に「全国ツアー」とかやってる!!!(驚)。このエネルギー、ハンパじゃない...

ちなみにGO君、ストリートミュージシャンっつっても、全然「カッコいい系」じゃないよ(失礼!)。どっちかっていうと「天然系」? そして「情熱系」。たぶん間違いなく歌うために生まれて来たのだろう。

さて、この日のステージ...
プロの芸人さながらの軽快なトークでお客を引きつけた後、
譜面台にトライアングルをつるし、棒でチリリリリ~ン♪(笑)
そのままその棒でギターをズン・ドン・ズン・ドン...♪(おっ)
で「眠れない夜...♪」的な苦悩に満ちた歌詞と気合いの入った太い声。店内は完全にGOワールドに包まれた(笑)。

2曲目は俺との出会いの時にも歌ってくれた『8月のひまわり』。GO君の看板曲(たぶん)で、希望に満ちたメッセージソングだ。間奏ではギターを弾いたままMCをし、「takuyaさ~ん、今日はステージデビューおめでとうございま~す♪」的なご配慮も...(照)。

とにかくオーラがね。いい意味で異様(笑)。歌はけっして上手くはないような気もするが(失礼!)、とにかくまっすぐな気持ちがビンビン伝わってくる。昔はじめて「グッドマンの何でもDay」に行った時のような衝撃... 自分が「普通」に思えてくるのだ。俺的にはアーティスト(人前で何かやる人)はこうでなきゃって思う。俺もまだまだだなって思う。目標の人がまた一人増えてしまったよ。


というわけで、本当にいろんな人がいろんな歌をうたい、まったく飽きない今宵の歌会。最後は「農家」の超・常連、陰ながら俺が目標にしている大先輩「あさやん」さんが名曲『愛は勝つ』(KAN)で締めてくれ、店中みんなで大合唱に...(笑)。

思い起こせば4年前。俺の『ギター修行日記(第一部)』のフィナーレ的「歌会」で、ゲストを務めていたのがあさやん(以下敬称略)だった。そしてそれは、あさやんにとって初めてのゲスト。上手いながらも緊張で冷汗たらたら、手もぶるぶるで初々しかったのを覚えている。さらにこの時をきっかけに天ちゃんは「農家のアイドル」となり、ゲストステージ毎回満席の伝説を作る。あさやんもそのことを覚えてくれていて、MCでちょこっと触れてくれた。

時代は回る。今から数年後、俺はベテランとして堂々とステージを務めることができているだろうか。


フォーク、ロック、カバー、オリジナル、70年代、90年代、渋い歌、面白い歌... いろんな歌をいろんな人が、個性満開で熱唱したこの日の歌会は、こうして幕を閉じた。俺の演奏はさておき(苦笑)、全体としては本当に大成功だったと思う。そしてその中で俺もしっかりと輝き、一定の役割を果たせたことが嬉しい。

それと今回、俺が本当に楽しかったのはきっと、天ちゃんや小林さんも含め、自分の仲間がたくさんいたからだと思う。いつものような「借りてきた猫」状態ではなく、ちょっと「俺の行きつけの店」ヅラをしてしまっていたかも知れない。 (;^_^A

あとは、自分が呼んだ人が活躍する喜び。GO君が歌った時、天ちゃんが「おおちゃん(←俺)にこんな知り合いがいたとは!」と驚いていたが、これは自分が目立つのとはまた違った、別の喜びがあるね。大学時代のバンドサークル(ORC)をちょっと思い出したよ。俺ではなく、俺以外の人たちが活躍するという...(苦笑)。

歌会終了後、Aけん&J君と、GO君は女将のMさんからゲスト出演のオファーを受けていた。来年は「農家の歌会」に新しい風が吹くかもしれないな。

ちなみに俺にも軽く再オファーが来たのだが、「いやいやいや...(汗)、俺はまたしばらく...」とあやふやにお断りした。
(意気地なし!)

いやいや、マジいろいろあるんですって!
もうちょい、もうちょい待ってください。 m(_ _)m


というわけで、「祭り」は終わった。
で、「初ステージ」を終えた感想は...

1.やっぱ音楽は楽しい。

2.仲間がいるとすごく楽しい。

3.もっと上手くなりたい!(泣笑)


お客さんがほとんど帰ってしまった静かな店内。最後に残ったのは天ちゃんと俺、ちょっと仲良くなったダニエルさん。3人は女将のMさんと軽く駄弁った後、そろって店を出た。

寒~っ...
「あ、そういえば...」

見上げれば晴れ渡る冬の夜空に皆既月食が...  newmoonshine

(だから何?) 笑


      《歌会日記(7)おしまい》 


  一応デビュー記念っつうことで
      ↓お祝いのクリックなんぞを...(笑)
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2011年6月10日 (金)

歌会日記(6)

5月21日(土) 晴れ

俺にとって最後の歌会。夕方の外出時。妻はダイニングでアイフォン、原発情報を熱心にチェック。娘(3歳)は奥で一人遊び、メルちゃん(人形)のお世話かな。息子(6歳)だけが玄関まで出てきて、しんみりとハグしてくれた(笑)。

今回は久々にマイギター持参。チャリで40分はきついので電車(モノレール)で行くことに。

駅を降りると、路上でギターのお兄さんが歌っていた。人通りはまばらで誰も聞いていない様子。しばし足を止めて見物していると、1曲終わったところでお兄さんが話しかけてきた。「これから路上ですか」。俺がギターケースを抱えていたので同業者だと思われたらしい。「いや、ちょっと飲みにね...」。それをきっかけに少し言葉を交わした。

お兄さんの名は GO NAKAGAWA 。もらったチラシによると、まあまあ活躍しているインディーズミュージシャンのようだ。ショッピングモールの特設ステージなんかでも歌っているらしい。

最後にもう1曲、『8月の太陽』(だったかな)という明るい曲を俺だけに向かって歌ってくれた。俺は震災被災地の募金に1,000円入れ、また少し言葉を交わして颯爽とその場を立ち去る...

なんというか最近、妙に社交的な俺。「3.11」の影響か、英会話の影響か、妙にハイになっているのかもしれない。農家へ向かういつもの街が、なんか違って見えた。風が気持ちいい。大学生の頃の、希望以外は何もない、無邪気でバカな俺に戻れたような...。他人はみんな友達、世界はみんな友達... そんな剥き出しでスリリングな感覚...。


さて、農家に到着。今回ばかりは張り切って早めに着いたが、やはりすでに超満員の様相。天ちゃんが「奥にグッドマン関係が集まってるよ」と言ってくれたので、「すんません、すんません...」と店を横断して奥の席を確保した。

隣に座ったのはグッドマンの新人、足裏さん(仮名)。2つ年下。見た目や雰囲気が大学時代のバンド仲間F君を彷彿とさせ、とても話しやすかった。中島みゆき、高田わたる等が好きな生粋のフォーク人間。ビール1杯でカウンターに突っ伏しているところが、これまたF君そっくりだ。

歌会開始。まずは天ちゃんコバちゃんのかぐや姫。小林さんの優しい歌声が響く。つぎにSHINTANIさんとのデュオで『小船』。SHINTANIさん絶叫、天ちゃんのギターも絶響していた(笑)。この日は「農家のアイドル」天ちゃんの総決算ということで、いろいろな人が次々と共演。農家の女将Mさんも登場して頂き、天ちゃんとの甘いデュエット(Mさんオリジナル)を聞かせてくれた...

歌会2部(お客さん編)開始。これまたいろいろな人が思い思いの歌を披露。歌会への思いを語る人、そんなの関係ない人、MCも思い思いだ。さっき意気投合した足裏さんは歌会初登場。「生きていればいいこともあるさ~♪」的なド・フォークで、地味な個性を光らせていたshine


この日は超・超・超満員(キャパ300%?農家史上最大?)で、夜はどんどんと更けていき、かなり待ってからようやく俺の番。

軽く農家(歌会)についてMCしたあと、それとはあまり関係のない新曲『思わせぶりな神様』を披露した。出来は... まあまあかな。歌は気持ちよく歌えた。ただギターがね...

今回は自分としては超・弾きやすいマイギターを持参。かつ、弦は指に優しいエクストラライト。さらに、前回ピックが引っかかって音粒が整わなかったことを考慮して、ピックなしの指ストロークで臨んだ。家で軽~く弾いてる時と同じスタイルを再現するという作戦だ。

ところが予想外だったのが、音、小さっ! エレアコじゃないもんでね。家で弾いてる時はシーンとした安マンションだし、近所迷惑も考えて小さい音で弾くのが癖になっている。それでも十分でかい気がしてヒヤヒヤしているくらいだ。でもザワザワしている店内は全然違った。もっと大きい音を出さなきゃってことで思いっきり弾いてたら指が痛い痛い(泣)。血が出なくてよかったよ。東京の住宅事情ってのはミュージシャンを生むのにあまり良い土壌ではない(笑)。

さて、2曲目『IMAGINE』。

MC:「...3月11日に例の地震がありまして... 自分的にも何というか、今回はちょっと、たぶん凄い衝撃で... 別に東北地方に親戚とかは全然いないんですけど... やはり何かが変わってしまったような...。これから被災地の復興とか、経済の問題とか、日本もいろいろと、新しい国を作っていかなければならないと思うんですけど... まあ、何と言いますか... ちょっとでも理想の世界に近づけばいいなぁ、みたいな気持ちを込めて、ジョンレノンのイマジンを... ご一緒に...(微笑)」

すでにお気づきかもしれませんが、実は俺、こういう臭い台詞が言える(言いたい)人なんです(笑)。やっぱ、さだまさし譲りですかね。

で、演奏はいつもの通り、何ヶ所か軽くしくじって、家で歌ってるときほどは気持ち良くなかったんですけど、MCにうなづいてくれてた人もいたし、一緒に歌ってくれてた人もいたし、まあ、やって良かったんじゃないかなあと...


さて、この日はホント超満員で、次から次へと個性のあるシンガーたちが登場していた。ステージにいる10分弱だけは自分が輝いているような気になれる。でも次の人が何かやれば、すぐにリスナーの記憶から消えてしまう。それはまるで暗闇に一瞬だけ閃く花火のよう... そう、たぶん歌会は、全体が1つの花火大会なのだろう。

そんな中、俺の記憶に残った綺麗な花火が1つ。俺が陰ながら兄貴と仰いでいる「あさやん」さんだ。あさやんさんは天ちゃんと並ぶ(それ以上の?)農家の常連さん。きっと農家の閉店にはすごく心を痛めていることだろう。その、あさやんさんが「農家」への思いを歌にした。けっして悲しい歌じゃなく、コミカルかつハートウォーミングな、さだまさし的な、ほんと愛に満ちた、ものすごい名曲だった(やっぱ、俺ごときが農家の歌を作らなくてよかったcoldsweats01)。歌を聴きながら、この店が、どんだけみんなに愛されていたかが本当によくわかった。


俺が農家をはじめて訪れたのは約4年前。以後、歌会出演回数(来店回数)わずか11回。週2~3回のペースで通い続けた常連さんたちに比べたら、俺なんてとてもとても常連とは呼べない。結局俺は、農家の歴史に名を刻むことはできなかった。

でもね、俺の音楽史には「農家」はしっかりと刻まれた。一生忘れないと思う。Mさん始めお店のみなさん、常連のみなさん、天ちゃん、小林さん、SHINTANIさん、本当にどうもありがとうございました。これからも、どっかで会うこともあるでしょう。そのときはまた宜しくお願いします♪


帰り道、仲良くなった足裏さんと途中まで歩いた。足裏さんが「失礼でなければ、お仕事は...」と聞いてきたので「主夫」だと答えると、「え、さすが! カッコいいなあ...」って、ナイス・リアクション!(笑)

「翻訳もちょっと...」と見栄を張ると、「おお、さすがインテリ。さだまさしみたい...」って、すっごくいい気分。(この、変に人をちやほやする感じ、やっぱF君を彷彿とさせるなあ)

俺のほうからも足裏さんについていろいろ聞いてみると、最近オリジナルアルバムを1枚完成させたとか。でも「それで一区切りついてしまった感じ」で、「俺の人生、この先どうなることやら」的な、ちょっと枯れた雰囲気を醸し出した。

俺は、「何言ってんの、これからじゃない?」的に応じ、「一緒に頑張ろうよ!」的な、そして「俺は行くぜ!」って何故か思いっきり強気発言!(笑) どうなってんだろ?俺。

やはり、原発のせいか、最近読んだ本のせいか、ちょっと俺はハイになっている。今風に造語を作るとしたら「出会い力」みたいなのが増しているような...

音楽熱の big wave が去ったのとは裏腹に、やろうと思えば何でもできる、ような気がしている今日この頃なのだ。歌会は終わってしまい、放射能は飛び続けているが、とにかく今、俺は全然悪い予感がしていない。


でもね、

やっぱ、まだまだじらすよ(笑)。


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えー、ちなみに農家には2号店のようなカラオケ屋がありまして... なんと、そちらを改装して、6月から心機一転リニューアルオープンしたようです! これからはこの新生、歌酒房『農家』 のほうにお邪魔させてもらうこともあるかもしれません。歌会も続いているみたい... 歌会日記はどうしようかな...
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ま、とにかく、
農家、Forever !! ってことでね、めでたしめでたし(笑)。


        《歌会日記(6)おしまい》


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2011年1月21日 (金)

歌会日記(5)

1月15日(土) 晴れ(激寒っ)

土曜日というのは、子どもが家にいるというだけで、何とは無しに忙しいもの。この日も特に何かしたというわけでもないのに、あっという間に夜になってしまった。今回は家族に向けた新曲発表(ファミリーコンサート、笑)もせず、しがみつく息子を振り切って家を出た。

寒風吹きすさぶ中、筋力強化と経費節減のためにチャリを飛ばして「農家」に到着・・・


   《中略》 すみません!


・・・で、前日に自分の音痴具合を再発見したせいもあり、今回の歌会は、天ちゃんをはじめ他の「シンガー」さんたちが、みんな普通に上手い(音程が取れている)ってことに羨ましさを感じた。いいなあ。

でもね・・・


さて、俺の番。今回も特に緊張は感じなかった。どうやら回を追うごとに嫌な緊張感は薄れていくようだ。

「皆さんすごく上手くて、なんか緊張するな~」的なだらだらMC(ちょっと嘘つきました、ごめんなさい)の後、おもむろに1曲目。密かな自信を胸に秘め、新曲 『種を蒔く』 スタート。

 ♪ ジャジャジャジャ・・・
    今は~~~~、種を蒔くぅ~~ ♪

あれ? やっぱちょっとは緊張してるみたい(笑)。単純な8ビートのストロークなのにギター、ガチャガチャだ(音の粒が揃わない)。ピックが弦に妙に引っかかるし、もっと力抜け、俺!

これじゃぁ小林さんの超高級「マーチン」が台無しだ。俺の前にやった2人組のお兄さんの1人は、このギターで超~ゴキゲンな音を出していたのだが。弾く人でこうもう違うとは... (苦笑)。

でもまあ、何とか立て直し、一言一言、歌詞を歌い進める。
お、ちょっとは良い感じになってきたぞ・・・

と思ったら、大事なところで噛んでんじゃねえか! 

でもまあいいや。どんどん歌い進めよう。
お、いいよ、いいよ~・・・

と思ったら、肝心なところでギター弾き間違い!
唯一の盛り上がり所なのに・・・(泣)。

でもまあいっか。言いたいことは言ってやったぜ!(笑)。


2曲目。前回発表した 『第4コーナー』 をもう一度。
よし、こっちのほうが口にも手にも馴染みがあるからな。

でもやっぱりギターが(ピックが?)どうもしっくり来ない。家で弾くように落ち着いて優しく弾けば、もっと味がでるんだけどな~。歌も歌詞を間違えずに歌うことばかり考えて、カンペの文字を目で追っている。気持ちが上ずって歌の世界に浸れないまま無情に曲が進んでいく感じだ・・・

演奏終了。 チ~ン。 (呼び鈴の音)。


でもね・・・

今回は、そんなこんなも含めて、自分の出番を楽しめたような気がする。

前述の2人組のお兄さんに美しいコーラスを見せつけられても、農家の新人店員と思われる可愛らしい女の子に初々しくもナイスな弾き語りをかまされても、以前のように変に凹むことはなかった。むしろ自分との違いを感じれば感じるほど、「うむ、俺はこれでいい」と思った。

そう、これでいいのだ、俺は。

失敗しても失敗しても「いつか何とかなる」と思った。ギターの素人臭さや歌の音程は、活動を頻繁にすれば多少は改善されていくだろう。弾き間違いや歌い間違いは練習量を増やせばいいだけだ。

とにかく俺は今、正しい道を進んでいる。この道を行けば、必ずいつか俺が行きたいところへ行ける。途中でいくら転んだっていいんだ。何故かそんなふうに思えた不思議な感覚の夜だった。


帰り際、天ちゃんが「『第4コーナー』いいね。今度ギター入れさせてよ」と言ってくれた。「『大往生』はギターが入れそうな所がなくてね...(苦笑)」とも。

グッドマンのおばちゃん(すーうぃんさん)とは店の外で立ち話。「『種を蒔く』はドラムとか入れたら面白そうだよね。なんか徐々に壮大にしていってさ・・・」。

自分の曲について誰かがあーだこーだ言ってくれるってのは良いものだなぁ。俺はまた寒風吹きすさぶ中、力強くママチャリを走らせた。よし、この調子で・・・


でもね、

まだまだじらすよ(笑)。


       《歌会日記(5)おしまい》


えー、今回はちょっと生意気言っちゃったかな... (汗)。
ま、自分を鼓舞するための強気発言ってことで許してね。heart01

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2010年12月 2日 (木)

歌会日記(4)

歌会前日、とりあえず新曲の歌詞を埋めた。結局、これだ!という大正解は見つからなかった。でももう時間切れだ。

こんな場合、プロならどうするのだろう。100%完璧なものができるまで待つのか、それとも90%のクオリティーで見切りをつけるのか・・・(まあ、主観の問題だけど)。

とにかく出来た歌詞で1、2度歌ってみる。

・・・ まあ、いいんじゃん?

今回は「時間内にそれなりのものを出す」ということを重視してみよう。歌詞は暫定的なものとして、何かひらめいた時にいつでも書き換えればいい。最後はそう自分を納得させた。

よっし、オッケーオッケー!(強引!)


11月20日(土) 晴れ時々くもり

夕方、この日の歌会ゲストSHINTANIさんのCDを聞きながら家事をすませると、俺はおもむろにギターを手にした。家族を前に「は~い、新曲やるよ~」。リハを兼ねた最後の練習だ。

息子(6歳)は「大往生やって~」とせがんだが、時間がないので 「まずは新曲『第4コーナー』、いきます!」。

 ♪ジャ~ 、ジャ、ジャ、ジャ・・・
  ♪もう聞き飽きたわ~ アンタの口癖~・・・

息子は「まあまあいいね(微妙な表情)」。そっか~、まあまあか~。ま、ちょっと大人の歌すぎだよな(笑)。

妻は「いいね」と言葉少な。何か言いたそうだが、とりあえず深く突っ込むのは止めておこう。

続いて、この日やる予定のもう1曲『焚き火』をやろうとしたが、息子が「次、大往生!」とうるさい。じゃあ、まあ仕方がない・・・

すると息子が「ちょっと待って!」と隣の部屋からちゃぶ台を引っ張り出してくる。どうやらお立ち台で踊るつもりらしい。準備が整うまで俺は『焚き火』をティロリティロリ・・・。

その後、息子のダンス付き『大往生』を妻がiPhoneで録画し、束の間のファミリーコンサートは幕を閉じた。


さて、自転車でえっちらおっちら「農家」につくと、満員の店内ではSHINTANIさんが1曲目を終えて元気にMC中。入口近くに小林さんがいたので軽く挨拶。グッドマンで知り合った超ガタイのいいS山さんもいた。当然、天ちゃんの姿も。とりあえず身の置き所を確保した。

じっくりとSHINTANIさんの歌に耳を傾ける。まっすぐな声質が良い。新曲が何曲か加わって良い感じのヴァリエーション。ギタープレイも安定してきたし、MCにも堂々感が。SHINTANIさんのステージを見るのは確かこれが3回目だが、見るたび彼女は確実に成長している。(偉そうですみません! オッサンの独り言ってことで許してね)

やっぱ伸び盛りの若者は違うなあ。俺はデビュー後(本格活動開始後)、果たしてこのペースで成長していけるだろうか。


SHINTANI&天ちゃんの共演(天ちゃんゴキゲンのギターソロ)も終わり、歌会第1部はめでたく終了。第2部(お客さん編)が始まった。

(S山さん、天ちゃん、小林さん他、凄腕のオジサマたちのナイスな演奏模様は割愛。すみません!)

さて、俺の番だ。緊張は... 少ししたかな。でももう慣れたもの。緊張すること自体に慣れてしまったという感じだ(良いのか悪いのか)。

小林さんの超高級アダマスをお借りし、ステージの椅子で入念にチューニング。けっこう時間を食っているが気にせず焦らずチューニング。

この日の俺の出番はかなり後のほうだったので、店はかなりざわつき、ステージへの注目は散漫だった。別に誰も俺のことを待ってはいない。じっくりマイペースでチューニングしてやった。

MC「えー、どうも大川です」。何人かがこっちを向く。初ゲストを無事終えたSHINTANIさんへ挨拶すると、彼女が素敵な笑顔を返してくれた。多少注目を集めたところで1曲目、『第4コーナー』開始。

 ♪ もう聞き飽きたわ アンタの口癖~
    「ゴールは目の前」って
     「もう第4コーナーだから」って~・・・♪

1番の最後、ちょっとしたオチにも笑い来ず。気にせず進む。
問題の2番。

 ♪ アンタほんと偉いわ 誰も見てないのに~・・・♪

いつものような足の震えは感じない(足を組んで固定したお蔭か)。でも代わり左腕に力が入っているのを感じた。肩から二の腕がガチガチ。でもプレーには直接関係ない。構わず進んだ。

一曲目、終了。(ふ~っ)

農家のステージはカウンター席よりちょっと低く、演奏者からは奥のほうはよく見えない。天ちゃんが「意外とみんな聞いてるよ」と励まして(プレッシャーをかけて)くれた。ありがとう。

2曲目、前回に続き『焚き火』。今回はちょっとは練習してきたので前回よりは余裕があった。ギターの響きを確かめながら、1フレーズ1フレーズ丁寧に歌っていると、少し、気持ちよかった。光の中で歌う自分に、少し、酔った。

客席を見るとカウンターの男女がこちらに背を向け会話を楽しんでいる。女性のほうがたまにチラっ、チラっとこっちを見る。よっし、もっとこっち見ろ! 初恋の中学生のようなトキメキ。でもあっけなくまた背中を向けられガッカリ(笑)。ま、こういうのが人前で歌う醍醐味だよな。

演奏終了。

やがて歌会も終わった。


今回は前回とは打って変わって、少しは楽しめたかな。ウケたわけではないし、客観的にはあまり変わってないと思うけど、今回は寒さをはねのけるだけの気力があった。やっぱ「守りよりも攻め」ってことだろうか。よっし、この調子で・・・


でもね、

たぶん、まだまだじらすよ。(笑)


          《歌会日記(4) おしまい》


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2010年10月 5日 (火)

歌会日記(3)

(過去の歌会日記は こちら から)


引越しの余韻が抜けない中、前回同様まったく準備が進まない。3日前ぐらいになってようやく曲を決め、久々にギターを手に取った。新居に移って初めてだ。

今回やろうと思ったのは、1曲は前回もやった『北の国から』(天ちゃんがもう1回完璧にやりたいと言ってくれたので)。

もう1曲は悩んだ末、以前からやりたいと思っていた斉藤和義の『夜空に星が綺麗』を練習してみた。好きな曲なのだが、ちょっとキーが高いので思い切って4カポ(5音下げ?)。「モノマネではなく、自分の声で!」というのをテーマにしようと思った。

ところがこれがボロボロ。歌のことではない。歌以前にギターが・・・。「ギターは下手でいい!」(by ぎたろー先生)とは言ってもこれじゃあ・・・。使ってるコードが難しい上に、コードチェンジが頻繁。「よりによって何でこんな下手さが目立つ曲を選んじゃったの?」という本番後の後悔がありありと目に浮かんだ。

「やーめた!」ということでさらに悩んだ挙句、結局選んだのはオリジナル。困った時のオリジナルだ。いつも『大往生』では進歩がないので、今回は久々に『焚き火』をやってみようかと。ま、これもギタープレイは下手なのだが、オリジナルなので許してね、っつうことで・・・


9月18日(土) 晴れ(だったっけ?)

夕方、急いで家事を済ませ、風呂を浴び・・・

「じゃ、行くよ。お母さんの言うことを聞いて、いい子にな!」

まるで出征兵士のように子どもたちの頭を撫でると、息子(6歳)の顔がにわかに曇った。しまった! もっとさりげなく出発するべきだったと思ったが時すでに遅く、息子がシクシクと泣き出す。娘(2歳)も連鎖反応で泣き出し、2人とも俺の膝にしがみついて離れない・・・(苦笑)。

とんだタイムロス。もう間に合わない。チャリだ!ということで立川まで片道35~40分、気持ちいい秋の夜風に吹かれた。引越しの荷物整理で出てきたカセットテープの曲を口ずさみながら。永井真理子とか、TMネットワークとか、ハウンドドッグとか。低音のキーで、自分の声で・・・。


7時半過ぎに店に到着。お客はまだポツンポツンで天ちゃんはちょっと不安げだが、これはいつものこと。天ちゃんの電話召集に仲間が続々と馳せ参じ、いつしか店は満席となる。(この日もそうだった)

この日のゲスト(メインステージ&進行役)は天ちゃんと小林さんのデュオ。まずは小林さんがリードを取って、かぐや姫を4曲。どの曲も俺にも馴染みのあるものだった。それにしても小林さんはとても楽しそう。自分の声で、実に伸び伸びと弾き語っていた。

その後はいつもの天ちゃん節が数曲続き、最後には凄腕のお客さん1人が加わって『22歳の別れ』を熱演。初コラボの「天ちゃんコバちゃん」は大盛況のうちに幕を閉じた。

初来店からわずか数ヶ月、小林さんはサラっと大役を成し遂げてしまった。この身軽さ、気軽さ、見習わなくては。


狭い客席。カウンターの俺の隣には、前回ゲストの若手女性シンガーSongbirdさんが座っていた。買いそびれていたCDを買い、ちょこっとおしゃべり。ビートルズ好きの両親の影響で音楽を始め、TMネットワークにカルチャーショックを受け・・・。「え? TM?」 思わず同世代なのかと勘違いしたが、もちろんリアルタイムで聞いていたわけではなかった(笑)。最近は「武者修行の旅」と題し、本名の「SHINTANI Rie」で猛烈に活動し直しているらしい。この日の昼間も「曼荼羅のオープンマイク」で歌ってきたとか。

ん? 曼荼羅・・・

吉祥寺『曼荼羅』。実は俺の憧れの老舗ライブハウス。行ったことは1度くらいしかないが、何故かその名前だけは俺の中で大きく轟いていて、いつかは出てやろうと昔から密かに思いを寄せている。

オープンマイク?

農家の歌会、グッドマンの「なんでもいっぱいDay」に相当する、審査なしの飛び込み歌合戦らしい。そ、そんな制度ができたのか・・・ こ、こ、これは・・・ 

SHINTANIさんを見ていると、俺のやりたいことがはっきりと目に浮かぶ。そう、SHINTANIさんのように、プロを目指すような場所で、自分を試してみたい。プロを目指したいのかと聞かれると、はっきり「うん」とは言いにくいが、少なくともそういう熱い場所で勝負したいのだ。もっと言えば、1回歌ってみたいとかではなく、継続的に、そういう場所の住人になりたい・・・


さて、SHINTANIさんの透き通る歌声の後、しばらくして俺の番がまわってきた。結果はやはりボロボロ。

『北の国から』は今回、最後のギターソロを天ちゃんに任せ、俺は簡単な伴奏だけなのに・・・ もろ練習不足だ。

『焚き火』はMCっぽいMCをやってみた。「・・・暑かった夏がようやく秋になりまして、これから秋が深まってきますと、この歌が歌いたくなります・・・」みたいな(苦笑)。

こちらも練習不足でミスタッチ連発だったが、もっと気になったのが演奏中と演奏後に感じた恥ずかしさ。歌の内容としては自分の本音を表現できているつもりなのだが、自分を出し切ったという爽快感よりも、寒さばかりが気になった。ギターをミスると曲の世界観が壊れてしまうからな。ほんと今回は、妙に恥ずかしかった。

演奏後、グッドマンのおばちゃん(すーうぃんさん)が、「焚き火、いい歌なんだから、どんどん弾き込んで育てていきなよ」的なことを言ってくれた。「いい歌なんだから」のところはお世辞かもしれないが、「どんどん弾き込んで・・・」のところは誠にご尤も。精進します。

とにかく練習不足を痛感した夜だった。全然弾いてないのだから当たり前なのだが、体から完全にギターが抜けてしまっている。「昔取った杵柄」と言えるほど弾きこなした経験がないので、休めば直ぐにど素人なのだ。(ザル理論


お客全員が演奏を終えると、俺はいつもより早めに店を出た。自転車が濡れている。雨が降ったようだ。行きよりも心なしか重いペダルをこぎながら、あれこれ思いをめぐらす。

小林さんやSHINTANIさんが輝いているのを見て、チャンスがどこにでも転がっていることはすごく感じる。でも・・・

『ギター修行日記(第1部)』のエンディング。「グッドマン日記(4)」のあの日。「ラストライブ in 農家」のあの日。「やっと5合目あたりまでたどり着いたかな」と思ったはずだが、いつしか時は流れ、今はギタープレイ的にも、気持ち的にも、完全に逆戻りしてしまった感は否めない・・・

くどくどと言い訳はしない。

何度でもやり直すだけだ。

そしていつか・・・


        ※        ※        ※


えー、今回も完全に自分に酔っております(笑)。


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ありがとうございま~す♪

ではまた!


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2010年5月25日 (火)

歌会日記(2)

5月22日(土) 晴れ

まだまだ明るい午後6時ちょっと過ぎ。いつもより早めに家を出る。育児は着実に楽になってきている。

この日の歌会は俺にはちょっと特別。ひょんなことからコメント欄で知り合った小林さんと初めて会うことになっているから。天ちゃんと始めて共演するから。そして・・・

7時ちょっと前。「農家」に到着すると、天ちゃんの隣にいかにも人の良さそうな丸顔のおじさん。一目見て、良かった、いい人だ、と直感。それが小林さんだった。ブログやメールで随分と会話してきたので、とりあえずあっという間に打ち解けることができた。

この日の天ちゃんのステージは、現在インディーズで精力的に活動中の若手女性シンガー「Songbird」さんとのユニット。すでに彼女とのリハは終わっており、すぐに俺と天ちゃんの即席ユニット「いずみたく2号」の音合わせとなった。

曲はさだまさしの『北の国から』。当初は原曲のトランペット部分をハーモニカでやろうと考えていたが、天ちゃんが一緒にやろうと誘ってくれたので、そこをエレキでやってもらい、ついでにコーラスも入れてもらうことに。

俺が使うギターは小林さんのご自慢、Ovation のスーパーアダマス!(・・・って、その価値があまりわかっていない俺。実は目が飛び出るほどの値段!)

さて、超久々のセッションはいかに・・・

ぼろぼろ(苦笑)。到着するなり慌てて始めたので、譜面台にカンペをセットするのを忘れた。コード進行がうろ覚えでちょっと詰まる。最後の俺のギターソロ、ベース音を弾き間違う・・・etc.

それと歌。「あ~あ~・・・♪」だけだから簡単だと思ったんだけど、前日に家で録音して聞いてみたら、これが結構難しいのね。こういうロングトーンって、発声とかちゃんと訓練してないのがバレバレ。微妙な音痴(ピッチの悪さ?)もバレバレ。

でもまあ、そんなに焦らなかった俺。今回は良くも悪しくも「力が抜けて」いた。ライター修行にうつつを抜かし、ほとんど練習せずに迎えたこの日。いつものような緊張感はほとんどなく、主役は俺じゃないからと・・・

7時40分ごろ。「歌会・ゲストステージ」スタート。この日の主役は天ちゃんでもなかった(笑)。歌会に若い女性が参加するのは珍しいのか、オジサマたち(含む俺)の注目はサウスポーのアコギ弾き語り、Songbirdさんのオリジナルソングだ。天ちゃんもオブリやソロ部分で何気に健闘してたけどね。Songbirdさんの声は凛としてまっすぐ。けっこう好きなタイプ。歌詞はときたま印象的なフレーズが耳に飛び込んでくる・・・

彼女の最後の曲が終わり、天ちゃんの歌・・・ そろそろアンコールかなという頃、待っていた携帯の着信が鳴った。


Banner_02 (ちょっと一息)


電話の主は俺の大学時代の友人「Aけん」だ。

Aけんは俺が大学時代に作ったバンド・サークル「大川ロックンロール・クラブ(通称ORC)」に入ってくれた2つ年下の後輩だ。(ちなみに大学のサークルに自分の名前をつけるって、どんだけバカなんだ、俺!)

ORCは3年ほど活動して自然消滅。Aけんともそれ以来、音信不通だったのだが、4月のはじめに突然メールが来た。「ブログを見た」と。実に17年ぶり! 久々に会おうという話になり、歌会に誘った。

道に迷ったAけんと携帯越しに会話した。声も話し方も変わらない。ローソンの前で無事再会。見た目もほとんど変わっていなかった。

Aけんと一緒に農家に戻ると、歌会ゲストステージはフィナーレを迎えていた。何やら盛り上がっているが、俺はAけんとの会話に夢中。(ごめん、天ちゃん!)

ゲストステージが終わると、優しい女将のMさんに促され、俺たち2人は一番奥の静かな席に通された。会話が弾む。当時からプロ志向だったAけん(Vo.)は大学卒業後、しばらくプロを目指して活動していたという。ギタリストとユニットを組んでの活動だったらしい。その後その相方の妹と結婚し、音楽活動は自然休業。定職にありついてしばらく経つとか・・・

歌会(お客さん編)が始まり、店は再び賑やかに。相変わらず皆さん上手い。

小林さんの番が回ってきた。昔作ったオリジナル曲を披露。上手いし、歌も面白い。MCも落ち着いていて、もう完全に農家に馴染んだ感じだ。よかった。

片耳で皆さんの素晴らしい演奏を聞きながら、Aけんとの会話は続く。話はお互いの近況から「あの人どうしてる?」話に移り、やがて思い出話へ・・・

俺の番が回ってきた。天ちゃんとのユニット「いずみたく2号」の初ステージだ。

う~ん、どうでしょう? ちゃんとカンペ見たから、リハのときよりは上手く行ったかな。天ちゃんのコーラスが意外と良くて、歌ってて気持ち良かったよ。磨けば光るユニットだったりして... (相当磨けばね!)

気分が高ぶっていたのか、俺はいつもより多めにMCをしてしまった。小林さんとのこと。天けんのこと。このブログのこと・・・ 

その時、カウンターの向こうから女将のMさんの声。

「ブログ読んでるよ! ライター日記もね・・・」

えーーーっ! 恐縮です(汗)。

ちなみに、来店時と帰り際のMさんの笑顔。ジーパン屋のねーちゃんと違って滅茶苦茶スパークリング! 勘違いしてしまいそうだ(笑)。

で、本当は『北の国から』1曲で終わりにする予定だったのだが、せっかく小林さんやAけんが来てくれたのに、これだけじゃあまりにもしょぼい。思い切って『大往生』もやってしまった。カンペを見ながらだったので一応間違えずにできた。遠くから太鼓の音? 演奏後の拍手、若干多め(気のせい?)。

席に戻るとAけんが、
「『大往生』、良かったですよ。大川さんらしくって」。

そうか、俺らしいのか。なら良かった。


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歌会が終わった。店はくつろぎのだらだらタイム。

ちょっと遠方から来ているAけん。終電の時間がわからないので早めに店を出た。俺も駅まで見送りに。

会話は続く。なんというかAけんは、思った以上にORCに愛着を持ってくれていたようだ。大学時代の大切な思い出として。

一緒に行った合宿のこと。そこで俺が話したトークまで、事細かに覚えてくれていた。言葉の端々に「あの頃の大川さんは面白かった」的なトーンが感じられ・・・気持ちよかった(笑)。こっちも調子に乗ってよくしゃべった。

俺ってやっぱ面白いのかも・・・って、勘違いしてしまいそうだ。(さすがに昔よりは冷静に自分を見つめられているつもりだが)根拠のない自信と、世間知らずの勢いだけで突っ走っていたあの頃が蘇った。

すっかり話し込んで店に戻ると、お客さんはもう5、6人になっていた。常連さんたちが小林さんのギター3本(ビンテージのマーチンD45?など)でCCRの『Have you ever seen the Rain』をセッションしている。楽しそう。

自意識全開でオリジナルを歌うのもいいけど、こうして名曲をさくっとセッションできるってのも音楽の醍醐味だよな。

Aけんのおかげで、この日はすっかり店の輪の中に入りそびれた気分。かろうじて小林さんとは最後にゆっくり話せたが、SongbirdさんのCDは買いそびれるし、久々に会ったグッドマンのK掘さんともあまり話せなかった。常連さんたちとの交流も深められなかった。人生が動き始めると、こぼれ落ちてしまうものも増えてくるのだろうか。

とにかく今回の歌会は、いろんなことがありすぎて、なんかソワソワと落ち着きのない俺だった。帰り道も帰ってからも、そして翌日も・・・胸騒ぎじゃないが、なんかソワソワと落ち着かない。

何かが始まる前触れか、それとももう始まっているのか・・・


     《歌会日記(2)おしまい》


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