3人乗り解禁
自転車の3人乗りが解禁された。大人の3人乗りではない(念のため)。主に子どもを乗せるお母さんたちの話。(ま、実際には全面解禁とまでは言えないみたいだが・・・)
子ども2人と3人乗り。結婚も子育てもまだ遠い先のことと思っていた若い頃から、それは俺のささやかな夢の1つでもあった。2人目の子どもが生まれたとき、お、いよいよ夢が叶うなと思った。今、毎日夢の中だ。(笑)
しかし考えてみるとその夢は、これまでずっと違法行為だったのだ。
3月ごろ、娘の保育園入園が決まり、いよいよ3人乗りだ、となったとき、心配性の妻から指摘を受けた。ってか、3人乗りについては、かなり前から妻との議論(喧嘩?)の種だった。「危ない、違法だ、歩いて行け、車買おう」と妻。「ぜ~ったいに大丈夫、地球温暖化のこのご時世に・・・」と俺。
法律や世論が「3人乗り厳禁」の方向に動きそうになると、「あり得ない、それは絶対あり得ない」と思っていた。俺が子どもの頃から日本の母親(父親)というものは、子ども2人を自転車に乗せて買い物に行くものと決まっていた。それが街の風景であり、日本文化だと言ってもいい。そういう現実を無視した法律など決して庶民に根付くことはないと思っていたが、やはり法律のほうが現実に擦り寄ってきたのだ。この度の「3人乗り解禁(条件付)」は、法律がやっと現実に追いついてきたということだろう。(たぶん)
1人目の子どもをはじめて自転車に乗せようというとき、俺は後でも前でも取り付け式の簡単なやつをつければいいと思っていた(昔はこれが当り前だったし)。が、心配性の妻は当時売り出し始めの子ども乗せ専用自転車「アンジェリーノ」(6万円!)を買うと言い張った。今ではよく見るようになったこのタイプの自転車だが、当時としては最先端すぎてちょっと恥ずかしかった。
そして今回、2人目を乗せようというときも、俺は後ろに取り付け式の座席をつければいいと思っていたのだが、心配性の妻は「それじゃあ危ない」と言い張った。すったもんだの議論の末、今俺が保育園の行き返りに乗っているのは、超安定・前2輪の三輪車「ファンツートップ」(8万円!)だ。慣れたのでもう恥ずかしくはないが、俺以外で乗っているのはまだ1人しか見ていない・・・(苦笑)
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