痛感!小学校の壁
(過去記事「兼業から専業へ」のつづき?)
4月から息子が小学校に入って、主夫(主婦)ってのはやはり、これはこれで1つの職業なのかも、と思った。
例えば会社で言うと、主夫(主婦)ってのは、家庭内の管理職であり、子どもの教育係であり、雑多な事務処理係であり、さらに余裕があれば企画・イベント係...と続く。(もちろん料理人と清掃作業員の役目がメインなのだが、笑)
特に子どもの管理・教育は精神的にハードだ。朝おこして、夜ねかせて、テレビやめさせて、宿題させて、子どもの生活をマネジメントする。そして、ただガミガミいうだけではなく、次第に自分でできるようにもっていかなくてはならない。中長期的な展望が必要な仕事だ。
あとは事務処理がキツイ。宿題の丸付け、教材費の支払い、写真の申し込みはいつまでだ、保護者会はいつだ... 学校からは毎日「おたより」が2~3枚はやってくるので、ちょっと気を抜くとすぐに書類の山。そういう事務処理が滞っていると、結局、子どもが学校で忘れ物をする、という形で結果に出る。子どもに対して、学校に対して、本当に申し訳ない気持ちになる。
保育園の頃は、朝と夜だけ世話をしたら、あとは保育園に丸投げだったので、自分は仕事が出来たし、保育園関係のことはあくまで仕事以外の雑用という感じだった。でも小学校でこれをやると、ほんとキツイ。やるべきことが後手後手になり、雑用がやってもやっても追いかけてくる。主婦業こそが本業と思ってやらないと、ほんと手抜かりだらけになってしまう。
もちろん個人個人の能力差があるから、家事も仕事もスマートにこなしてしまうスーパーウーマンもいるだろうが、俺は残念ながら相当どん臭い「仕事の出来ない人間」のようで...(泣)
一学期の終わり。子どもが通知表を持ってかえってきた。一番気になっていたのは「忘れ物」の欄。なんとか「よい」で切り抜けた。ほっ... やはり仕事に似た緊張感があるな。
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