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2011年12月

2011年12月27日 (火)

主夫の忘年会とクリスマスと今年の総括

「歌会」が無事に終わった翌週、都内で「主夫の忘年会」というのがありました。去年の暮れ、初めて俺以外の主夫に出会った感動の「オフ会」からちょうど1年。夏には「主夫の家族会」、秋にはしゅうちゃんとの「主夫ランチ」と、少しずつ主夫の皆さんと交流を深めてきたわけですが、1周年の今回は、俺が属する?「カタルエ」チームともう1つ、主夫のNPO団体?!「レノンパパ」との合同忘年会ということで、集まった主夫はなんと総勢14人。1年前に4人だった主夫仲間は一気に3倍以上になりました!

さすがに14人も集まると、一人一人と丁寧におしゃべりすることはできず、よってこのブログでも一人一人を丁寧にご紹介することはしませんが、印象に残った新しい主夫仲間としては...

 最年少27歳
 主夫界の石川遼くんか?という「さわやか主夫」。

 最年長50代前半、
 バツイチで無頼派な?「ちょいワル主夫」(笑)。

 子どものアレルギーと戦う主夫(涙...)。
 男でやっているのは初めて聞いたよ!がんばれ~♪

など、いよいよ主夫という人種のサンプルは広がりを見せています。本当に世間にはいろんな主夫がいるんだなあ。リーダー?のムーチョさんは「次回のオフ会は○○ってとこでやろうかなと...(ムフフ、笑)」などと言っていましたし、にわかに大ブレイクの兆しが見える主夫ワールド、来年も楽しみです。



クリスマスが終わりましたね。皆さんはどんなクリスマスを過ごしましたか。うちは去年一昨年に比べると特に騒動はなく、穏やかで幸せなクリスマス・シーズンでした。

というのもですね、12月に入って世間がクリスマスムード一色だというのに、息子(7歳)のテンションがまったく上がらなかったんです。おまけに「トナカイはどうして空を飛べるの?」などと際どい質問をしてくる始末。そろそろヤバイかなぁ、なんて思っていました。

でも1週間を切ったあたりからにわかに盛り上がりだし、ささっとプレゼントを決め、親は慌ててアマゾンで注文(ローソンで極秘に受取)。家族みんなで作ったケーキを食べたイブの夜には、「サンタさんにあげる」と言って枕元にクリスマスの絵と手紙を。「サンタさん いつもプレゼントありがとう。プレゼントくばり がんばてね」。娘(4歳)は寝る直前、「とおくでリンリンきこえるよ...」と綺麗な目で空耳全開(笑)。さすが空想少女

朝、息子はプレゼントを喜ぶより先に「サンタさん(手紙)もっていってくれた...」と綺麗な目で微笑んでるし...

何と言いますかね...
あと数年もつかどうかという、素敵なクリスマスでしたよ。



さて、最後にざっと今年を振り返ると...

今年はやはり「3.11」と、それ以降の夫婦喧嘩に尽きますね(苦笑)。確かだと思っていたものが大きく揺らいだ年でした。傷跡はまだ残り、火種も燻ってはいますが、とりあえず今現在、この問題は俺たちにとって「いくつもある喧嘩ネタの1つ」ぐらいにはなったかなぁ...

そんな不安定な状況の中、今年はいろいろな変化の年でもありました。翻訳者としての自分に見切りをつけて「ネット英会話講師」へ転身。息子は保育園から小学校へ。音楽活動の拠点だったライブ酒場『農家』の突然のクローズと再オープン。そして先日の初ゲスト。人生というのはホント、何かが終わり、何かが始まる、その繰り返しですね~。

今年はこの温和な俺が、家庭内で何度もブチ切れるという非常に疲れる年でしたが(ごめんよ、子どもたち!)、でもそうして自分の本音をぶちまけているうちに、いつしか目の前の霧が晴れ、迷いがなくなってきたような気もしています。自分のやるべきこと、あるべき姿がはっきり見えてきたような... 来年はもっともっと自分らしく、そして淡々と、穏やかに生きていきたいです。

というわけで、数少ない読者の皆さん、今年もご愛読ありがとうございました。更新が少なくてホント恐縮です(苦笑)。来年もまた細々と書いていきますので、どうぞ引き続き宜しくお願いします。m(_ _)m

では皆さん、良いお年を~♪


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2011年12月21日 (水)

歌会日記(7)

というわけで、行ってきました、「農家の歌会」。今回は単なる客ではなく「ゲスト」として。つまり、他のお客さんに先んじて、ちょっと多めに演奏してきました。

一応、店のスケジュール表には名前が載ったし、俺の「ぷちデビュー計画」的に言うと、ほんの少し、レベルの高いステージに進んだ、ってことになりましょうか。5年前、弾き語りを目指し始めた時点では、きっと、これくらいのことができれば万々歳だったでしょう。

ただ、俺のイメージの中では、「その日」はババーンと劇的にやってきて、俺はライブの帰り道、電信柱の影で大粒の涙をぽろぽろと流すはずでして...(笑)。そういう意味では今回の「初ステージ」は、グランドフィナーレとまでは行かないような...

たぶん、ここまで来るのに、あまりにも時間がかかり過ぎてしまったのでしょう。欲が出てきたというのもありますが、この時点で猛烈な感慨や走馬灯を感じないのはたぶん、なるべく痛みを避け、大事に大事に事を進めてきた代償なのかもしれません。

1つの小さなサクセスストーリーを実況中継しようと思って始めたこのブログとしては、波乱万丈な途中経過と劇的で明確な幕切れがあったほうが面白いとは思うのですが、もしかしたらこの後も、今までのようにだらだらと悪戦苦闘が続き、そしてある時ふと気づいたら「あの時がデビューってことになるのかな?」なんてことになるかもしれません。ま、それならそれで...

ではとりあえず、1つの大事な通過点『歌会日記(7)』をお届けします。(長文注意!マジで長いです、苦笑)


12月10日(土) 晴れ

6月に新装開店した新『農家』は、旧『農家』の隣のビルの3階にある。店は以前より少し広くて明るい。カウンター席はなく、テーブルが両脇に2~3席ずつ。奥にはテーブルとして使っているビリヤード台が渋い。こじんまりとしたステージは入口付近に。

俺が開店の30分ぐらい前に到着すると、天ちゃんと今回の相棒「りえぞう」さん、女将のMさんが明るく迎えてくれた。「今日は宜しくお願いします」と俺。

そろそろ開店という19時前、ぱらぱらとお客さんが来店し始める。先頭を切ってやって来たのは、俺の大学時代のバンド仲間K菅君。なんと群馬から!「行けたら行く」ぐらいの返事だったのでダメだと思っていたのだが、本当に「来れたから来た」みたい。パンクなK菅君に大人の社交辞令はないようだ。

つづいて、渋滞にハマって遅くなった小林さんがお友達を連れてギリギリのご来店(汗)。さらに...(以下、順不同)

これまた大学時代のバンド仲間、以前にも1度農家に来たことがあるAけん。今回は自分も歌うため、相棒のギタリストを引き連れて登場。

最近知り合ったストリートミュージシャンのGO君。歌うことが完全に日常化しているGO君は、どこの馬の骨とも知れない俺のために、二つ返事で「行きます!」と。(笑)

高校時代からの腐れ縁、おかっぺ君。「金欠」とか言って渋っていたが、ちょっとしつこ気味に誘ったら嫌々来てくれた。さすが親友!(笑)

さらにさらに、天ちゃんDayにはいつも来てくれるグッドマンのおばちゃん(すーうぃんさん)や、俺が知らない天ちゃんのお友達が数人。

ちょっと遅れて農家の超常連、さだまさし繋がりの大先輩「あさやん」さんもご来店頂いた!

以上、心配した集客だったが、全部で15人ぐらい、満席とは行かないまでも何とか格好がつく程度に店は賑わった。来てくれた皆さん、本当に本当にありがとうございます !!! (感涙)


さあ、舞台は整った。いざ!

 セットリスト ( ← 生意気! 笑 )

 1) 焚き火
 2) 思わせぶりな神様
 3) タッチ (カバー)
 4) 大往生

ちなみに、今回のゲスト出演のきっかけにもなった「降臨ミニギター」。なんとエレキのピックアップが故障していて音が出ず、お披露目はおあずけ(Oh, my god... 残念!)。今回は小林さんの高級ギター「マーチンD45」をお借りして、アンプラグドで弾き語る。

あと、いつも思っていたのだが、どうも農家のイスの高さが俺にはしっくりこない。地に足が着かないような、ギターが体に着かないような不安定感...。そこで今回は思い切って、ストラップを付けて立ってやってみようと。そのほうがガシっと足が地につくし、体全体でノリを表現できるんじゃないかと...

オ~ケ~ィ いざ 行きま~す!


1) 『焚き火

MC:「...今日は集まって頂き、ありがとうございます。
   ... え~ 寒くなってきました。冬ですね...
   まずは自己紹介がてら、この歌を...」

明るいライトの中、少し高くなっているステージから、俺は暗い客席に向かって話しかけた。お客さんは大部分が知っている人だし、人前でだらだらとしゃべることは苦にならないので、緊張しているかどうかは演奏してみないとわからない。

演奏開始...

やはり緊張していた(苦笑)。足は浮き足立ち、弦を押さえる左手もしっくりこない。ストラップ&スタンディング作戦、そっこー失敗! 立っても座っても同じなんだな(泣)。

それでもまるきりダメだったわけではない。この曲は何回か農家でもやっているし、今回は家で10回(いや20回)ぐらいは練習してきた。歌詞もほぼ完全に暗記している(念のためカンペはセットしたけど)。心を込めて、間合いを充分とって、一語一語、緊張と戦いながら歌い進めた。

でもやっぱり、ふとした拍子に魔が差す。歌の世界から急に我に返り、意識が手元や足元に向かってしまう。そして演奏上致命的なミスタッチ(不協和音!)。何とか素知らぬふりでやり過ごし、歌の世界を取り戻す。が、2番でまた同じミス!(泣)。

聞いてるほうもハラハラしている様子。ある意味、緊張感のあるプレーに皆さんは釘付けだ(笑)。

でもまあ、どうにかこうにか演奏を終えると会場からは暖かい拍手が。子どもの発表会のような?暖かい拍手だった(苦笑)。曲がりなりにも俺のデビューステージ。アウェイでなくホームに設定しておいて良かった(笑)。

アウェイなら相当な冷笑・嘲笑とブーイング、外国なら石が飛んできてもおかしくなかっただろう...やっぱ1曲目にこの静かな曲は厳しかったかな。でもいいの!これを最初にやりたかったの!

おっけー、おっけー(笑)、つぎつぎ~っ!

次は明るい曲だ。
派手に決めるぜ!(『海賊戦隊ゴーカイジャー』より)


2) 『思わせぶりな神様

暖かい拍手のお蔭か、持ち前の鈍感さのお蔭か、1曲目の失敗を失敗とも思わず、考えておいたMCを予定通りだらだらと話す俺。

MC:「ある冴えない男がいまして...
   こんなご時世ですからね、皆さんも...
   めげずに、何度でも、チャンスを待ちましょう...」

演奏開始... 

から数秒後、誰にでも出来る小技がウケた。ピックでカポの左側を「ピキピキ~ン♪」とかき鳴らすやつ。その唐突さとショボさに皆さん思わず失笑。これはクリーン・ヒット!(笑)。

それでも緊張は完全にはなくならず、足元・手元の違和感と戦いながら歌う俺。一見ノリのいい曲なのでお客さんは手拍子をしてくれるのだが、ん? なんか段々ズレてきたよ。お客さん手拍子しにくそう(苦笑)。ままっ、おっけ、おっけ~(笑)。

かまわず笑顔で歌い進めていると何とかノリが出てきた。おっと ミスタッチ。それでも笑顔で歌い進める。2番の頭でもう1回「ピキピキ~ン♪」。よっし、ウケてるウケてる。あっ、歌詞間違えた。それでも苦笑いで歌い進める。最後にトドメの「ピキピキ~ン♪」。笑い&大きな拍手。

演奏終了。(ふ~っ)

ある程度狙っていたとはいえ、予想以上にウケたな。でも皆さん、これ、神様がドアから入ってきた音をイメージしてるんですけど、気づきました?(笑) ってか、歌のメッセージはちゃんと受け取ってもらえたかな?


3) 『タッチ』 (TVアニメ『タッチ』主題歌)

天ちゃんに出会ってから、いや、天ちゃんに「何か一緒にやろう」と誘ってもらえるようになってから、断りながらもずっとこの曲をやりたいと思っていた。天ちゃんのショボい(もとい、味わい深い)エレキサウンドで『タッチ』のイントロとソロをかましてもらいたいと。

ただのコピーではない。原曲のようなポップなイメージではなく、テンポを思いっきり落としてムード歌謡風?に歌い上げる。キーは1音下げて「Am」。その独特の響きを活かしつつ、歌は低音の魅力でゆ~ったりと。妻の長年の主張「お前は低音で勝負しろ!」を実験的に採用したアレンジだ。

アニメの『タッチ』は昔フリーターをしてた頃、毎年夏になると朝の10時ぐらいからしつこく再放送をやっていた。毎年毎年、高校野球の時期に。俺はコンビニの夜勤明けに酒を飲みながら、毎年毎年、よく見ていた。人生で一番見た再放送かも(笑)。妻とは付き合い始めていたかどうか...

MC:「この歌は僕と僕の奥さんのテーマ曲みたいなもんで...
   いまだに心はすれ違い...(いや、ぶつかり合い?)
   皆さんも大切な人とのすれ違いに思いを馳せながら...」

演奏開始。
エレキのイントロに続いて、ゆ~っくり怪しく歌いだし...

... 星屑ロンリネス (ポ~ン♪) ← 12フレット・ハーモニクス

ここ、原曲はエレキのチョーキングになっているのだが、俺はアニメの主題歌で流れてた時の「カキーン(金属バットの音)」のイメージが強いので、それを表現してみた。ただ、ハーモニクスが下手で不完全なのと、タイミングがマイペースなのとで独特の間が生まれ... 会場からはまたもや失笑(笑)。←狙い通り!

俺は何食わぬ顔でだらだらと歌い進め...たのはいいのだが、しばらく行くと歌詞を度忘れして一瞬タイミングがずれ... 失笑(←狙いではない! 汗)。つづいて2度目のハーモニクスでも小さな笑いをゲット。さらに...

歌詞はほぼ暗記していたのだが、変にカンペに目をやっていたらどこ歌ってるのか分からなくなり(汗)この際思いっきり間を空けてやれ... みたいなことをやってたら「間」以外の歌そのものまで面白いような感じになってきて、失笑はやがて爆笑へと変わり(笑)、会場からは「どう解釈したら『タッチ』がこうなるのん?(笑)」的な歓声... もう、3度目のハーモニクスの頃には...

バカウケ。
そこまで笑われると、ちょっと複雑(苦笑)。

演奏終了。
なんか店は大爆笑の大盛り上がり。

え?? いや~、どうもどうも... (;^_^A

よっしゃ、この勢いで最後の曲ぅ~。


4) 『大往生

MC:「え~、かれこれ5,6年前、弾き語りを目指して...
   この曲は最初に作ったオリジナルでして...
   最後にご陽気に、パ~っと....」

これはもう強引に、とにかく明るく、多少間違っても勢いでねじ伏せた。「低音の魅力」のテーマのもと、いつもより2音も下げて歌ったせいか、なんか喉がガラガラ言ってたけど、もうこうなったら上手いとか下手とか関係ない。お客さんは手拍子で盛り上がってくれてるし、紙ふぶき舞い散る中(イメージ)俺は眩しい顔で力の限りサビを熱唱、そして...

 ♪ だいだいだいだい(rit.)だいだいだ~いおぉ~~~

      し~ん.....(静寂)

 ♪ じょぉ~~~  ありがとぉ~、ありがとぉ~ 

 (ジャガジャガジャガジャガジャガ・・・   ジャン!)

演奏終了。
パチパチパチ.... 割れんばかりの拍手(イメージ?)。

会場からは「大型新人現る?!」「天ちゃん以来のアイドル登場?!」のような声も...(イメージ?)

とにかく、こんなにウケるなんて、こんなに喜んでもらえるなんて、まるで夢のようだった。そうだ、これは夢に違いない。そういえばステージにいる間中ずっと、なんか透明な膜のようなものが俺を包んでたぞ。笑いや拍手がなんか遠くから聞こえて... まるでベロベロに酔っ払っているときのように。そうだ、きっと俺はある意味酔っていたのだろう。だったら「幸せ」ってことだから、これで良かったんだよな...


いや~、参ったな。アレンジや「間」、小技など、狙いは上手い具合に的中したわけだけど、それ以外の要素も加わって、なんか思った以上にウケてしまった。これはいわゆる完全なビギナーズ・ラックなわけだけど、なんかちょっと勘違いしてしまいそうだ。実際、次に同じことを期待されても、たぶん同じようには盛り上がらないと思うし。単純に喜んでいいものかどうか...

ままっ、おっけー おっけー(笑)

俺のぷちデビュー 
   とりあえず 大・成・功 !!! いぇぃ (*^-゚)v


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...とまあ、ここまでだけ書くと、なんかこの日は完全に俺が主役だったような感じだが、実際は全然そんなことはなく、このあと登場した小林さん、天ちゃん&りえぞうさん、そして集まってくれたお客さんたちの演奏が進むにつれ、俺の小さな「デビュー」は等身大のイメージへとしぼんでゆく。まさに「前座」という位置づけへと...(笑)。

そう、俺は今回、「前座」としては本当にいい仕事をした。ホント、それはそう思う。会場を和ませて、次にやる方々の上手さを引き立てる... うむ、よくやったぞ、俺!(笑)

というわけで、いい感じに店が賑わってきた歌会、面白いのはまだまだこれからだった。

ゲスト2番手は「ギターを降らせる男」小林さん。やさしく甘~いガラガラ声?(笑)で、さらっとさりげなく「こうせつ」等を歌っていた。ギタープレーも歌声も安定していて、安心して聞ける。小林さんはいつも1曲か2曲、俺の知らない美しい歌で俺を感動させる。一世代上のフォークのオジサンたちが、どんな歌に感動してきたのかが偲ばれる。

ゲスト3番手(トリ)を飾るのは「天ちゃん&りえぞう」。りえぞうさんは天ちゃんやMさんのご紹介によると、なんかスゴイ人みたいだったけど、どうスゴイのかは忘れてしまった(苦笑)。誰か有名な人のバックをやっていたとかだっけ? 確かにその恰幅の良さに丸い顔、丸いメガネ、最初に俺にあいさつしてくれた時の挙動は只者ではないオーラを発していた。ギタープレイはもう、俺には判別不可能なところまで上手い。でも何より俺の目を引いたのはその体の動き。グルービー?ウェービー?ダンサブル?な身のこなし、ノリ。う~む。やった曲は、え~っと... あれ?何だっけ?シャネルズぐらいしか覚えてないや(爆)。

...というのもですね、自分の演奏直後は興奮で心ここにあらずでして...(苦笑)。さらに、しばらくしてからも自分が呼んだお客さん(AけんやGOくん、おかっぺ等)と楽しくご歓談してしまって、正直、小林さんや天ちゃんの歌はあまり聞けてなかったんです。すみません!(汗)。m(_ _)m


さてさて、3組のゲスト演奏が終わって皆で記念写真を撮ったら、次は集まってくれたお客さんたちの演奏「歌会・お客さん編」だ。

そんなわけで、あまりよ~くは聞いてなかったのだが(けっこう飲んでたし)、うっすらとした記憶を頼りにさらっとご紹介してみよう。

・小林さんのお友達「マニラ男」さん、うまい!
(実は娘さんの代打。娘さんはもっと上手いらしい!)

・天ちゃんのお友達「はせやん」さん、うまい、渋い!

・「ダニエル」さん、実はご近所さん。渋い、ナイス!

出てくる人、出てくる人、みんな上手くてね... 自分がやってる時は別に恥ずかしくなかったんだけど、だんだん恥ずかしくなってきたよ。やっぱ俺は「前座向き」?(苦笑)。

・グッドマンのおばちゃん「すーうぃん」さん
 ♪僕たち宇宙探偵団.... (だったっけ?) 面白い!

 ↑この人は俺の仲間(笑)。
 ってか、初めて会った時から、ある種の尊敬... m(_ _)m


さてさて、どんどん楽しくなってゆく今宵の歌会... 次は俺が呼んだ2組をご紹介しよう。(ちょっとひいきして多めにご紹介!)

まずは、大学のサークルの後輩「Aけん」とその相方「J君」。Aけんは大学卒業後、プロを目指してしばらく活動していたらしく、その時ユニットを組んでいたのがJ君らしい。今は2人とも「かたぎ」で妻子持ち、人前で演奏するのは10年ぶりだという。ビジュアル的には、小柄なAけんと革ジャンの大男J君は、なんか牛若丸と弁慶のようでナイス(笑)。Aけんはギターを持たずボーカルに専念するので「B'z」スタイルだとも言える?

『MORE THAN WORDS』 (EXTREME)
大学の頃に超流行ってたアメリカの曲。全米№1にも輝いたことがある。俺もコピーに挑戦したことがある懐かしいアコギ・バラードだ。Aけんはこれを完璧に歌いこなした(歌詞は度忘れしてたが)。ハイトーンの洋楽をここまで上手く歌うアマチュアは初めて見た。確かにAけんは大学時代から歌が上手くて皆に褒められていたが、その頃は俺も上手いと思っていたので... けど、怪しい音程が悩みの種になってる今の俺としては「Aけん、歌うまっ!」と言わざるを得ない。でも不思議と嫉妬心はなく、他のお客さんに対して「ね、上手いでしょ」と自慢したい気分だった。親心というか先輩心というか、自分が連れてきた人が活躍するのを見るのは嬉しい。

次にやったのは『風』というオリジナル。タイトルこそフォーキーだが、なんのなんの、思いっきりノリノリの16ビート。まさに B'z だ。路地裏のフォーク酒場に突如として一陣の「突風」が舞った。風って、確かにそういう風もあるよな(笑)。いや~、やられたよ。パチパチパチ(拍手)。


そして... 次に登場したのが最近知り合ったばかりのストリート・ミュージシャン GO NAKAGAWA 君。5月、歌会に行く途中の立川の路上で立ち話をし、その後運命的な偶然(後述?)で関係がつづき、今回の歌会参加に繋がった。ちなみに俺、GO君と繋がるためだけに mixi 始めました(笑)。もっともこのブログの更新であっぷあっぷなぐらいだから mixi はまったく放っときっぱなし。マイミクも GO君 1人です(笑)。

その mixi 経由で毎日 GO君の日記やらつぶやきが送られてくる。それによると、この人、サラリーマンなのに毎日路上やってる。土日は遠征とか言って地方巡業!一人で勝手に「全国ツアー」とかやってる!!!(驚)。このエネルギー、ハンパじゃない...

ちなみにGO君、ストリートミュージシャンっつっても、全然「カッコいい系」じゃないよ(失礼!)。どっちかっていうと「天然系」? そして「情熱系」。たぶん間違いなく歌うために生まれて来たのだろう。

さて、この日のステージ...
プロの芸人さながらの軽快なトークでお客を引きつけた後、
譜面台にトライアングルをつるし、棒でチリリリリ~ン♪(笑)
そのままその棒でギターをズン・ドン・ズン・ドン...♪(おっ)
で「眠れない夜...♪」的な苦悩に満ちた歌詞と気合いの入った太い声。店内は完全にGOワールドに包まれた(笑)。

2曲目は俺との出会いの時にも歌ってくれた『8月のひまわり』。GO君の看板曲(たぶん)で、希望に満ちたメッセージソングだ。間奏ではギターを弾いたままMCをし、「takuyaさ~ん、今日はステージデビューおめでとうございま~す♪」的なご配慮も...(照)。

とにかくオーラがね。いい意味で異様(笑)。歌はけっして上手くはないような気もするが(失礼!)、とにかくまっすぐな気持ちがビンビン伝わってくる。昔はじめて「グッドマンの何でもDay」に行った時のような衝撃... 自分が「普通」に思えてくるのだ。俺的にはアーティスト(人前で何かやる人)はこうでなきゃって思う。俺もまだまだだなって思う。目標の人がまた一人増えてしまったよ。


というわけで、本当にいろんな人がいろんな歌をうたい、まったく飽きない今宵の歌会。最後は「農家」の超・常連、陰ながら俺が目標にしている大先輩「あさやん」さんが名曲『愛は勝つ』(KAN)で締めてくれ、店中みんなで大合唱に...(笑)。

思い起こせば4年前。俺の『ギター修行日記(第一部)』のフィナーレ的「歌会」で、ゲストを務めていたのがあさやん(以下敬称略)だった。そしてそれは、あさやんにとって初めてのゲスト。上手いながらも緊張で冷汗たらたら、手もぶるぶるで初々しかったのを覚えている。さらにこの時をきっかけに天ちゃんは「農家のアイドル」となり、ゲストステージ毎回満席の伝説を作る。あさやんもそのことを覚えてくれていて、MCでちょこっと触れてくれた。

時代は回る。今から数年後、俺はベテランとして堂々とステージを務めることができているだろうか。


フォーク、ロック、カバー、オリジナル、70年代、90年代、渋い歌、面白い歌... いろんな歌をいろんな人が、個性満開で熱唱したこの日の歌会は、こうして幕を閉じた。俺の演奏はさておき(苦笑)、全体としては本当に大成功だったと思う。そしてその中で俺もしっかりと輝き、一定の役割を果たせたことが嬉しい。

それと今回、俺が本当に楽しかったのはきっと、天ちゃんや小林さんも含め、自分の仲間がたくさんいたからだと思う。いつものような「借りてきた猫」状態ではなく、ちょっと「俺の行きつけの店」ヅラをしてしまっていたかも知れない。 (;^_^A

あとは、自分が呼んだ人が活躍する喜び。GO君が歌った時、天ちゃんが「おおちゃん(←俺)にこんな知り合いがいたとは!」と驚いていたが、これは自分が目立つのとはまた違った、別の喜びがあるね。大学時代のバンドサークル(ORC)をちょっと思い出したよ。俺ではなく、俺以外の人たちが活躍するという...(苦笑)。

歌会終了後、Aけん&J君と、GO君は女将のMさんからゲスト出演のオファーを受けていた。来年は「農家の歌会」に新しい風が吹くかもしれないな。

ちなみに俺にも軽く再オファーが来たのだが、「いやいやいや...(汗)、俺はまたしばらく...」とあやふやにお断りした。
(意気地なし!)

いやいや、マジいろいろあるんですって!
もうちょい、もうちょい待ってください。 m(_ _)m


というわけで、「祭り」は終わった。
で、「初ステージ」を終えた感想は...

1.やっぱ音楽は楽しい。

2.仲間がいるとすごく楽しい。

3.もっと上手くなりたい!(泣笑)


お客さんがほとんど帰ってしまった静かな店内。最後に残ったのは天ちゃんと俺、ちょっと仲良くなったダニエルさん。3人は女将のMさんと軽く駄弁った後、そろって店を出た。

寒~っ...
「あ、そういえば...」

見上げれば晴れ渡る冬の夜空に皆既月食が...  newmoonshine

(だから何?) 笑


      《歌会日記(7)おしまい》 


  一応デビュー記念っつうことで
      ↓お祝いのクリックなんぞを...(笑)
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